10年前に比べて坪単価は10万円は上昇

1000万円台の切妻屋根の家 は今日で最終回です。 10年前頃と比べて2018年では25坪程度の木造住宅の工事費は10万/坪は上がった印象です。さらに、準防火地域以上だと防火サッシュの使用が必要で、数年前の値上がりの影響で4万/坪程度が上乗せです。消費税も5%時代から3%増しになっているので1.8万/坪上乗せです。 という事で、事務所開設当時は1500万円で25坪の2階建て住宅を…

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犬もご機嫌土間の居間

ワンちゃんの写った写真です。 モルタル土間の床に防塵のため着色塗装を施しています。 ワンちゃんのためには柔らか目の床が良いのですが、お手入れにはモルタル床は最適で、植物に水やりするのにとても良いとお施主様談です。 植木に水やりの他、霧吹きで葉水をかけているそうで、床に水がこぼれても問題の無いモルタル床が大変便利との事です。 石川淳建築設計事務所

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お住まいの様子・つづき

1000万円代の三角屋根の家 OUCHI-42の「お住まいの様子」のつづきです。 構造的に必要なスチールのブレース(×型の棒)をプランターをぶらさげるために上手くお使いの様子です。 石川淳建築設計事務所

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リビングに木々を置いて

リビングには大きな鉢植えを置いて住まわれています。 お施主様が設計ご依頼時にお持ちになったイメージ写真でモルタル床のリビングの床から直接木が植わっている写真がありました。 そのイメージから出発していますが、直接土地を入れて木を植えると、虫が付いたり、枯れてしまった時の対応が大変になります。 室内の床に土を入れて直接木を植える方法は建築界で数年前に流行りましたが、上記の原因で…

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ワンちゃんお気に入りの窓

階段途中で外を見るワンちゃんです。 窓の高さは外の道路レベルから下端で1.8mあります。 通行人からは中が見えない高さの窓ですが、室内では窓横の階段から下を見下ろせます。 近隣の住人に人気の「ワンちゃんが顔を出している窓」となっております。 石川淳建築設計事務所

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リビング階段・入居後の様子

階段の段板を「踏み面黒 小口白」に塗装してありましたが、ワンちゃん用の滑り止めマットを黒にして頂いているので違和感無く納まっていました。 石川淳建築設計事務所

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入居後の階段見下ろし

1000万円代の三角屋根の家。 入居後の様子を写真家の澤崎さんに撮ってもらいました。 猫の大きなポスターはお施主様が以前飼っていた子をスマホのカメラで撮ってポスターに加工したのだそうです。 この家を建てる決断をしたのは、マンション暮らしの時にこの猫が少々運動不足気味に見えた事から。その後猫は病気で亡くなってしまい、新居は猫が楽しくすごせる空間に、、、と考えていたところにペットショッ…

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住宅密集地でも天窓から光

2階の寝室から見下ろすLDKです。 敷地は用途地域が第一種住居という事で隣家は3階建てが多く、周囲は完全に囲まれている状況です。しかし、天窓を南面に取りつける事でこのように光を取り込みました。 写真は午後の様子で、もう一つの天窓からは午前中の光が寝室に入ります。 石川淳建築設計事務所

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2階寝室

ワンルーム形式の2階寝室です。 右には1階の吹抜を見下ろせる開口があり、黒の壁は天井まで届かないパーテーション式の壁です。 奥の黒いドアのトイレ以外は一体の空間で、1階から仕切無くつながっています。 石川淳建築設計事務所

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2階はワンルーム型の寝室

2階はワンルーム形式の寝室になっています。 手前の右が洋服収納スペースで奥にベッドを置くスペースです。 洗面器の向こう側が洗濯機置き場となって、奥のベランダにそのまま物干しに移動できる同線です。 小さな面積に合理的に機能を割り当てます。 石川淳建築設計事務所

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洗面所は2階

洗面所は2階のトイレ前に設けました。 2階は寝室とトイレとクローゼットと洗面所、という構成で普通なら1階の浴室に付随してある洗面所と洗濯機置き場を2階の寝室エリアに持ってきています。 結果、1階を最大限リビングの面積に当てています。 石川淳建築設計事務所

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2階へ

階段を上って2階へ上がる写真です。 正面の黒のドアはトイレで、1階の面積をできるだけLDKへ割り当てるために2階に配置しています。 天窓からの光が右上の壁に当たって白の壁に反射して室内を明るくしています。 石川淳建築設計事務所

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木造の階段

狭小住宅のため、リビングに階段を配置して広さに参加させています。 この場合、鉄骨造でスレンダーに作りたいところですが、コストを圧縮するために木造階段として大工さんに作ってもらいました。 基壇を3段箱で作り、その上にササラ板を掛けて段板を渡しています。 準耐火仕様のため、段板・ササラ板とも6センチという非常に厚い仕様になっています。 多少でに薄く見せるために、段板上面を黒塗…

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梁は耐火被覆

東京都の「新防火地域」という区域になっているため2階建てでも準耐火建築物にしなくてはなりません。結果、木の梁や柱は表しにできないので、梁には石膏ボードを破って白のクロスを貼っています。 普通なら木の梁を表シにして塗装するとろこですが、ここではクロスの白の梁となっています。 手前の階段も準耐火のため、通常なら3センチ程度で良いところを、厚み6センチの木製階段です。 …

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フレームキッチン

ミニマルコストで作る狭小住宅と言うことでシンプルなキッチンを選びました。 サンワカンパニーのステンレスフレームキッチンです。 シンプルでスタイリッシュなので、手を加えること無く、そのまま設置して部屋に見せる配置としました。 レンジフードはキッチンとセットではない薄型の物を選定。この部分の低い天井に納まる物を選定しています。 階段下は置き家具でキッチン収納が置けるスペー…

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狭小住宅ですがLDKは13畳

建ペイ率一杯に建てていますが、1階のLDKは13畳を確保し階段もLDK内に露出させて広さに貢献させています。 左の乳白のドアが玄関土間につながる部分。 建坪の約半分をリビングの吹き抜けに当てて上方向の広さを取って開放感を作りました。 窓は高めの配置にして、敷地周囲を歩く近隣さんからプライバシーを確保出来るようにしています。 石川淳建築設計事務所

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白と黒の壁仕上げ

壁の仕上げは白と黒のクロス貼りです。 床はモルタル金ゴテに黒のクリア塗装の艶消し。 天窓からの光が壁に反射して家中を明るくします。 2階の黒い壁の内側に寝室と洗濯機置き場と洗面所、トイレがあります。 油彩色の壁仕上げを使わない事によって「光が主役になれます」夕方は青からオレンジ色に、日中は白く、季節や天気によって室内の色を変えていきます。 石川淳建築設計事務所

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モルタル土間のリビング

1階のリビング空間です。 床の仕上げはモルタルの土間仕上げになっていて、壁は白のクロス貼り。 天井は外観の特徴の切妻型が室内に現れた勾配屋根です。 周囲を家に囲まれている事から天窓を使って採光をとっています。 石川淳建築設計事務所

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建坪8.7坪です

玄関から1階のリビング方向を見た様子です。 右の引き戸が浴室入り口で、手前に扉の小口だけ見えているのがペット飛び出し防止用の引き戸です。 床はモルタル金ゴテ仕上げの上に黒の防塵塗装仕上げです。 さて、1000万円代で作った家ですが、延べ床面積は2階合わせて13坪。 建ペイ率は60パーセントの地域の中で目一杯建てていますが、建坪は8.7坪です。 石川淳建築設計事務所

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