オランダ建築旅行最終回

オランダ建築旅行の様子を週末ブログにアップしてきいましたが、最終回です。 写真はユトレヒトにあるお菓子屋さんで買った素朴なビスケット。 これは、ミッフィーの作者ディック・ブルーナさんの好物だそうで、いつも買いにお店にいらしていたそうです。 旅行時は2016年春でしたので、ディック・ブルーナさんはまだご存命だったはずです。 2017年(今年)の2月に89歳で亡くなられたとの…

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帰路のスキポール空港

オランダ建築旅行も帰路のスキポール空港で最後の建築です。 空港は行きは到着後そそくさと出てしまいますが、帰りは空港に早めに着いて中をぶらぶらするのようになりますね。 設計はベルテム&クラウェル 1994年完成ですので、レンゾピアノ設計の関西新空港と同じ年に開港です。 他の空港と比べると、出発ロビーの大空間の中に住宅のリビングのような空間や店舗の配置が特徴、とTOTOの建築…

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ヒルフェルスム市庁舎夜景

昨年行きましたオランダ建築旅行もあと数記事で終わりです。 さて、ヒルフェルスムの市庁舎の夜景です。 昼の写真は http://jun-ar.blog.so-net.ne.jp/2017-03-18-1 ですが、宿に帰る途中で撮った夜景写真です。 ひっそりと水盤の上に浮いています。 裏手側のファサードも綺麗な夜景です。 偏光フィルターで窓の…

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ヒルフェルスム市街地夜景

ヒルフェルスムでゾンネストラールを見た後は市街地で食事をして、夜の町を歩いて宿まで帰ります。 途中、素敵な住宅がありました。これもどなたか有名建築家の作品なのかもしれません。 自転車用の信号 町中のキオスク。夜8時頃の写真です。 歩いている人はあまりいません。 旅行中あまり外食をしなかったのですが、オランダ最後の夜はレストランにはいってワインと食後酒…

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ゾンネストラール昔の写真

オランダ、ヒルフェルスムのゾンネストラール、カフェに飾ってあった写真です。 空撮の全景ですが1928年当時のものでしょうか。今よりも付属棟が少ないようです。 病棟がX型に延びているのがわかります。 カフェの壁には当時の入院患者の様子の写真が。 結核は太陽光に当たると良い、と信じられていたそうで、ベッドごとバルコニーに出ている様子がわかります。 建物周囲に巡らした白く…

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ゾンネストラール・カフェ

オランダ、ヒルフェルスムのゾンネストラール、カフェがありましたので入りました。 窓からメインの施設が見えます。 平日とはいえ、私達の他にお客さんはいませんでした。建築オタクでないとなかなか来ない施設なのかもしれません。 こちらがメニュー。 下に建物のイラストと「ZONNESTRAAL」とキチンとデザインされて入っています。この施設を遺産としてしっかりと運用する気概が見…

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ゾンネストラール・室内の様子

オランダ、ヒルフェルスムのゾンネストラールの続きです。 外観は綺麗に維持されていましたが、室内は昔のままの状態の場所もあります。 壁の左にこの部屋の「絵」が飾ってありました。 1928年はおそらくこの施設の一部が運用開始した年と思います(1926年〜1931年に竣工)

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ゾンネストラール・17番棟

週末におおくりしている去年行きましたオランダの近代建築旅行の様子もこのゾンネストラールで最後の見学先となりました。 建築オタクのためにたっぷりお送りします。 オランダ、ヒルフェルスムにあるゾンネストラールはヨハネス・ダウカー設計で1931年完成の結核療養施設です。 同じヒルフェルスムのホーイラントホテル、アムステルダムのオープンエアスクール、シネアックと同一設計者。 敷地…

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ゾンネストラールへ

オランダ建築旅行の様子。ヒルフェルスムのゾンネストラールへ行きました。 ヒルフェルスムの駅前から104番バスに乗ってVan Ghentlaanで下車、写真のゲートに入って行き、1キロ程度歩きます。 この奧の施設直前にも104のバス停がありますが、前写真のところを通り過ぎて遠くの町を循環した後に施設前のバス停に付くため、我々はここで下りて1キロほど歩いて行きました。 途中に施…

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裏側ファサード・ヒルフェルスム市庁舎

ネットの画像検索でもなかなか出てこない裏側の外観です。 右の黄色いサインには設計者のW.M.デュドックの名前「DUDOK」が記載されています。 ヒルフェルスムの町にはW.M.デュドックの作品が75あり、一巡できるガイドパンフレットをここでもらえるらしいですが、撮影時は閉館。残念! 中央が前写真の黄色いサインのある入り口。 こちらが見学時の入り口のようです。 …

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メイン玄関へのアプローチ・ヒルフェルスム市庁舎

水盤にそって回廊が延び、壁面は印象的な青いタイル貼りです。 引いて見た写真です。水盤沿いにアプローチが伸び、列柱の内側に前写真の回廊が併走します。 ピロティから入るドアは1階へ。写真左の階段をあがると・・ 天井を低く絞った2階のメインエントランス前に出ます。 正面ドア。 この日は月曜だったと思いますが、残念ながら休館で入れませんでした。 ド…

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塔側のお約束ショット ヒルフェルスム市庁舎

世間は三連休ですが、石川淳建築設計事務所は地鎮祭・お打ち合わせ・お打ち合わせ の3連休です。 でもお休み気分で昨年行ったオランダ建築旅行から。 ヒルフェルスム市庁舎続きです。 この角度がお約束のショットだと思います。 17mmでとってPC上でアオリ補正しましたので、塔がちょっと太ってみえます。 もっと遠景で撮るべきでした。 塔のアップです。 「飛び込み台」みたい…

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ヒルフェルスム市庁舎 噴水側ファサード

ヒルフェルスム市庁舎を半時計回りに周囲を廻りました。 薄い庇(ヒサシ)や小庇が綺麗。 噴水前へ進みます。 噴水前の決めカット。 ちょっとUPにしてみたり・・・ ネットでヒルフェルスムの市庁舎を検索してもあまり写真が出て来ませんので、ここに沢山UPして、今後の建築君たちの参考になれば・・・ どこから見ても決まってます。

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ヒルフェルスム市庁舎へ

昨年行きましたオランダ建築旅行から。 ヒルフェルスムの市庁舎です。 設計はW.M.デュドックです。 1930年竣工 デュドックはオランダのアムステルダム派、デ・ステイル等の影響の少ない建築家で、独自の作品群をこのヒルフェルスムの町に数多く完成させているそうです。 アカデミックな建築教育を受けず、陸軍士官学校で建築技師として学び、ヒルフェルスム市の公共建築局の局長として活…

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ホーイラントホテル 屋上テラス

週末は久々にオランダ建築旅行の様子を。 オランダのフィルフェルスムにあるホーイラントホテル 屋上テラスです。 設計ヨハネス・ダウカー(又はダイカーの読みあり)です。 エントランスホールの上が屋上テラスになっていて、その周囲に客室があります。 Vituskerk寺院が見えます。 1936年竣工なのに、この美しいエレベーターシャフトです。 スチール手摺…

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ホーイラントホテル 内部見学

フロントの女性が案内してくれるのはエントランスから階段を上がって3層目の屋上テラスまで、そこからドアを開けて進んじゃダメよ、と言われます。 さて、写真はエントランスホールから1層目に上がった階段踊り場。 先に進んで見下ろすと。 エントランスフロントの奧の宿泊者用のエリアを見下ろせます。 さらに上がって3層目にはブリッジがかかっていて、その先は客室でガラスのドアで仕…

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ホーイラントホテル エントランスホール

ヨハネス・ダウカー(又はダイカーの読みあり)設計のホーイラントホテルのエントランスです。 ダウカーは1935年に45歳で亡くなってしまったそうですが、1936年にパートナーのバイフートによって完成したとの事です(丸善 オランダの近代建築より) 回転ドアを入って右にレストラン、左にバーがあります。 バーの奧には配置的には劇場のホワイエがあるはずですので、ホワイエからも使用がで…

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ホーイラントホテル 劇場側

ヒルフェルスムのホーイラントホテルの外観続きです。 正面から左側に廻った写真です。 劇場のエントランスが駐車場の左側にありますが、通りは住宅地の裏通りといった感じです。 劇場入り口 右に見えるのはVituskerk寺院 キャノピー下面にネオン管がついていますので、夜は華やかな外観になるのかもしれません。 出し物の表示がされていますね。

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ヒルフェルスムのホーイラントホテル

オランダ建築旅行の様子です。 ヒルフェルスムのホーイラントホテルで、ヨハネス・ダウカー(又はダイカーの表現あり)設計です。 ヒルフェルスムの駅から南へ大通りなりに行くとロータリーの交差点があります。 住所は Emmastraat 2, 1211 NG Hilversum 1階の正面がエントランスです。まずは外観をぐるりと見てみます。

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カルヴィンスクール W.M.デュドック設計

スネリウススクールから自転車でさらに南東へ移動すると大通り沿いに見えて来るのがカルヴィンスクールです。これも同じくW.M.デュドック設計。 地図だけをたよりに、外観を知らずに探していましたので、「たぶんこれだろう??」といった感じです。 現在はアートスタジオとして使われているようです。 http://oldschoolprojects.nl この日は週末でお休みのようです…

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