設計・施工 12ヶ月で完成

夜景外観写真、斜めに見たところです。 四角い外観に斜めの屋根を載せた様子がわかる写真です。 2014年の11月にラフ案のご提案をしてから竣工の2015年11月まで12ヶ月で完成しました。 施工も、いつも工事をお願いしている数社の中から相見積もりで決定し、工期6.5ヶ月ほどでスムーズに完成しました。 偶然ですが、ここから500mほど離れた場所でまた新しい住宅の工事を始めます…

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7.5畳ほどのルーフテラス

ルーフバルコニーです。 広さは7.5畳ほどで、広々としています。 床はFRP防水で周囲は立ち上がりの手摺り壁をたちあげ、その上にスチール製の手摺りを廻します。 これだけ見るとコンクリートの住宅のように見えます。 10年ほど前だと、FRP防水の場合は面積の制限がありましたが、今では信頼性が上がった事から、木造でもこのように広く作れます。 こちらが室内側。 「…

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防火サッシュでくろうします

ルーフテラス前のキャットウオーク見返しです。 横長の滑出し高窓や引き違い窓、下階では立て滑出しの縦長窓を使用していますが、数年前からの防火サッシュの種類の激減には設計者として苦労します。 先日リクシルの開発担当さんが商品開発のための聞き取りで、設計者が欲しいサッシュについてお話しをする機会がありました。 たとえば、数年前ならアルミサッシュで出来た正方形のFIX大窓もこの家で…

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ルーフバルコニーへのキャットウオーク

ルーフバルコニーへ上がるキャットウオークです。 窓は引き違いの窓を2連並べてにじり寄って外へでるような高さです。 東向きで、直射は午前だけで、その後は安定した光をリビングへ届けます。 床を透明にした事で、下から見上げで空も見え、光も通ります。 木の梁を通して、木の根太を等ピッチで入れて、ポリカーボネート板を敷いてあります。 普通の木造床の組み方と変わらないので、工事費が…

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エアコン後付け工事

ルーフバルコニーへ上がる階段上から見下ろし。 手摺りはいつものスチールパイプの溶接で製作したものです。 中央上にロフトの横スリット開口が見えます。 壁にエアコンが付いていますが、エアコンの付け位置はいつも悩みます。 本工事に含んでエアコンを工事すればデザイン上一番良い場所へ取り付けできますが、その分工事費がUPします。入居後工事で量販店で付ければ費用は安くなるのですが配管の工…

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ルーフバルコニーへ

階段を上がってルーフバルコニーへ向かいます。 階段は例によって木造で作っています。 スチールで作るより太く厚くなりますが、コストは鉄よりずっと安くでます。 又、ササラ板でささえる単純な構造として大工手間が増えないような配慮のデザインです。 石川淳建築設計事務所

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天井高1.4m未満のロフト

可動ハシゴを上がってロフトの中です。 収納量確保のためのロフトですが、法令的には床面積の1/20未満の窓しかつくれません。 それもあって、リビング側に開口を設けて、リビングの光を入れて照度を取っています。 大きく正方形などの開口にする案もありましたが、収納内の荷物が見えすぎるのを防ぐため、また手摺りも兼ねる事にして、腰高壁を立ち上げて南の横スリット高窓と寸法を合わせてみました。…

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ロフトへはしご

ロフトへのハシゴです。 トイレのドア前に下りる形で、通常は天井に収納してあります。 製品のハシゴなので動作は軽くて良いのですが、収納時に天井に見える縁取りがもう少し綺麗な製品が無いか探すのですが、なかなかありません。 トイレを開けるとこのような感じ。 石川淳建築設計事務所

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洗濯機置き場あるパントリー

今回は洗濯機置き場はキッチンの背面にあります。 3枚引き戸を開くと、一番向こう側に洗濯機置き場があり、手前の2枚分は空き空間となっていて、既成品の食器棚やカウンター収納を置けるようになっています。 石川淳建築設計事務所

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サンワカンパニーのキッチン

キッチンはお施主様のご希望で選定したサンワカンパニーの製品を使用しました。 天板のステンレスのディテールが大手メーカーの物と違いスッキリとしています。 キャビネットの収納量は大手メーカーの物にはかなわない部分もありますが、対費用効果とデザイン性の点から十分にして大満足。 価格の安い i 型を半分壁に付けて、半分は対面式の配置。 天板にバックガードが無いのでそのまま対面式として…

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木造在来工法か、木造ラーメン構造か、SEか、の選択

キッチンからリビング方向を見ます。 ワンルーム的な構成でキッチン背面の壁(又はパントリー扉面)から一番向こう側の正方形の窓のある壁まで8.5mほどあります。 大きなワンルームを木造在来軸組で作ろうとするとある程度筋交いや耐力壁が必要ですが、ここでは、キッチンコンロ前の壁と向こう側の黒の柱と筋交い2組で支えています。 木造ラーメン工法やSE工法など、筋交い無しで作れる工法もあ…

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2階リビングの横スリット高窓採光

ダイニング付近です。 正面のキッチンは半クローズ型で、右の壁の奧側がコンロスペースと冷蔵庫置き場です。 黒のドアが2階のトイレで、その右の白い引き違い戸の中にはパントリーと洗濯機置き場となっています。 2階の上にはロフトがあり、採光と換気と2階を見渡せるように横スリット開口が開きます。 このスリット開口を南の高窓と意匠を合わせてみました。 南の高窓は控えめで、写真左上の…

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リビングダイニング・ポリカーボネート透明床

正面奧に対面キッチンが位置しており、その上はロフトになっています。 南のハイサイドライトからの光が斜めに射しています。 ハシゴ階段で上るルーフテラスへの廊下の床はポリカーボネートとして光が通るようになっています。 透明の板ですから、青空も見通せます。 石川淳建築設計事務所

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ヘリンボーンのフローリング

今回は最近人気の出て来たヘリンボーンのフローリング材を使用しました。 短い長さの材料を斜めにカットして壁の端から寄せ木細工のように施工して行きます。 通常のフローリングよりも手間がかかりますので施工時間長くなりますが、できあがりは手の込んだ感じがあって真っ直ぐなフローリングよりもあたたかみが見て取れます。 材料を細かく切って使う手法ですから、素材の無駄の少ない方法なのかも知れま…

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24畳リビング

リビングの見返し方向です。 天井の低い部分の上はルーフテラスで、それを支える黒い柱と筋交いが左右に配置されています。 LDKの広さは24畳ほどで、建築面積が26.5畳分程度ですので2階はトイレと階段以外はすべてリビングとダイニングとキッチンスペースにして、ワンルーム的な空間です。 石川淳建築設計事務所

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天井低めにリビングエリア

道路側の壁にはテレビを置き、ソファに座って過ごす想定です。 目線が低くなることから、天井高さは2.2m程度に絞って落ち着いた空間として、ダイニングの方は天井高を4m近く取って開放的な場所にしてメリハリをつけています。 天井の低い部分の上はルルーフバルコニーで、道路斜線の高さ制限をかわしつつ、使っています。 石川淳建築設計事務所

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ルーフバルコニーのあるリビング

2階のリビングです。 東向きの方向にルーフバルコニーを作り、ハイサイドライトとしてリビングへ光を入れています。 熱負荷が大きくならないような方位、すなわち南以外に開いています。 左下の正方形の窓が道路側のファサードの窓で、防火サッシュの必要があるので鉄製の製作窓としています。 左側の開口が1階から上がって来た階段室の出口です。 工事費の安い在来工法で設計していますの…

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2階リビングへ

階段上がり口から2階リビングを見ます。 天井高さは3970mmあり、ほぼ4mです。 石川淳建築設計事務所

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階段吹抜

階段を反対側から見ます。 階段の上は当たり前ですが吹き抜けています。 部屋の吹抜は建て主の好みもあるので必ずしも作るわけではありませんが、階段がある場合は、そこはかならず吹抜です。 上から下階を見下ろす風景はたとえ階段室程度の広さでも良い風景が作れます。 南のハイサイドレライトからの光が階段突き当たりの壁にあたるようにして、光に向かって登ってゆくようにしています。 …

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