3階リビングからの眺め

Y.ケンネルの3階リビングです。 広く開いた窓はフェンスの向こうに隣接する森林公園に向かっています。 遊具などの無い公園ですので、人が通る事も無く、フェンスの上を時たま小動物(タヌキ等)が通り抜けます。 この家の犬たちも興味深げに小動物に反応しているそうです。 窓は3本引きのアルミサッシュを2連つなげて、欄間の三角の部分ははめ殺しガラス窓としていて、公園の緑を取り込むリビ…

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リビング全景 PEN+の表紙になった画角

渡辺篤史さんと石川淳で6月28日対談トークショーを行います。無料参加可能です。 詳しくはこちら http://www.jun-ar.info/?p=5011 3階リビングの全景です。 広さはキッチン込みで18畳ほどで天井高さは3.4mから2.05mの勾配天井です。 天井や壁や床もインテリアラーチ合板を貼り廻して、木目の空間になっています。 小型犬たちが歩き回るのに既成品のフ…

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引き戸の内雨戸

渡辺篤史さんと石川淳で6月28日対談トークショーを行います。無料参加可能です。 詳しくはこちら http://www.jun-ar.info/?p=5011 リビングのファサード側正方形の窓ははめ殺し窓ですが、室内側に引き戸を付けています。 室内なので雨を防げませんが、雨戸のようなものです。 窓の目の前に隣家が建つ可能性もありましたので、プライバシーを確保する意味もあって…

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透明床の上

透明床の上から見ます。 根太ピッチを300mmほどに詰めて、ポリカーボネートを敷き込んであります。 手前側が1階の玄関まで見下ろせている吹抜上部で、黄色いIDEEの椅子が見えています。 奧の方は2階の床が見下ろせ、犬たちが歩いているのを上から眺められる、といった機能を持たせてます。 コンパクトな住宅なので、吹抜にしてしまうと床が減ってしまいます。 そこで、透明床として光を落…

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3階リビングは木目の空間

3階のリビングへ出ました。 奧の白い階段から出ると黒いエアコンカバーの横から3階のリビングへ上がります。 左の窓は外から見えていた正方形の象徴的な窓で、東向きについています。 正面の白い箱状の部分は玄関外観に見えていた縦スリットの部分で、室内から見るとこのように箱が経っているように見えます。 黒のドアの部分は開けて、網戸を下げると換気窓として機能します。 石川淳建築…

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階段から見上げ

階段から見上げです。 1階2階は白の空間ですが、3階はインテリアラーチ合板による木目の空間に切り替わります。 石川淳建築設計事務所

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階段途中犬のこまど

1階から3階へあがる途中にある「犬の小窓」です。 白い階段は2階へは寄らずに3階へ直通ですが、ここに小窓がありまして、2階の様子をちょっと垣間見られます。 犬たちを抱きながら階段を上がって来て、「ひょいっと」ここへ入れると彼らは1階や3階へは自力で行く事はできなくなります。 石川淳建築設計事務所

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3階への人の階段

1階から3階へ上がる階段です。 白く塗装して、3階の床レベルから上は木目の壁となっています。 もともと、塗装の階段は質感を無くして、シンプルにする事と、汚れたまたすぐ塗装できる、という利点から始めました。 白く明るくなっているとことは2階につながる「穴」です。 石川淳建築設計事務所

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犬たちのためのブリッジ

2階から犬階段(黒い階段)室を見返して玄関を見下ろした写真です。 壁、天井、床(階段)とも黒の塗装を施した空間から外の光がはいる様子は他ではなかなか見られない空間です。 2階の床はこの視点から見るとブリッジ状になって、犬たちが渡っていくのを見ることができます。 こちらがこのエリアの家主の二匹。 ブリッジの縁を数センチ上げて犬たちが転落しないようになっています。 …

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引き戸を開けるとつながるドッグラン

昨日の写真の続きで、引き戸を開けると・・ PENの表紙になっていた写真とほぼ同じ位置で私が撮った写真。 前写真の引き戸を開けるとこの写真の中央の黒い3段の階段から下りてくることになります。 開口高さは1mほど。 二階はこのように犬の身長にしては高い開口や天井高さのエリア「ドッグラン」としてデザインされました。床の白のビニル床タイルも、安価であることと、犬たちが粗相しても掃…

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リビングへ上がれない犬用リビング

黒の階段を上がってくると左下の引き戸を開けてこの空間へ出ます。 ここは半層上がった3階リビングで1mほどの段差があり、直接上がる事はできません。 犬たちの動線と人間の動線を分ける提案をしている家ですので、ここが犬用のリビング、半層上が人間用リビングという訳です。 家主が留守の間や犬が苦手な客人が訪問した時など普通の家の場合どこか一部屋に犬たちを入れてしまうのが一般的と思いま…

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雑誌表紙で有名になった写真

Y.ケンネル、昨日の写真の撮り位置とほぼ同じ場所から撮られた2002年発売の雑誌PENの写真です。 表紙に採用されて、手前味噌ですが、有名な写真となりました。 PEN編集者さんから、当時新建築の住宅特集をご覧になって、取材オファーをいただき、熱心に取り扱って頂いたのを覚えています。 撮影当日は編集者さん自ら現場立ち会いで来られて、さらにカメラマンさんや我々用におにぎりやお茶…

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白と黒と光の空間

白の壁はEP塗装で、お施主様希望からクロスではなくEP塗装としています。 EP塗装ではクロスと違って色々な色を塗れます。 私が建築を学んだ早川邦彦建築研究室やその後勤めたインターデザインアソシエイツでは、色々な色を使う作風が一つの特徴で、「色」が持っている特性、効果などを沢山学んでいました。 自分一人で作品を設計するにあたり、今まで学んだそのままの建築ではなく、もっとシンプルに…

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白と黒と塗り分け

2階の犬たちのエリアです。 写真のここの住人の犬「ミニピン」を写真に撮って等身大のパネルにして立てかけて撮影しました。 床と壁は白く、黒に見切れているのは1階から2階へ伸びる階段室です。 犬のエリアへの道筋と人間のエリアの道筋を明解に塗り分けようと考えて、一番正反対の白と黒の塗り分けとしました。 こちらは先の写真で犬が立っている場所の先から手前を撮った写真です。 …

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透明床下のコーナー

写真はあいかわらず2001年に35mmフィルムカメラで撮影したY.ケンネルです。 ここは玄関の上の2階部分。 左の外が見えるところが玄関上に繋がる木戸で、開放した状態の写真です。 黄色の椅子の上は白く塗った木の根太がポリカーボネートの床をささえています。 右の白壁の裏側は玄関横のパソコンコーナーの吹抜です。 寝室上の2階から見た玄関上木戸のところ。 天井高…

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2階は犬専用エリア

2階の犬たちのエリアです。 天井高さを1.75mと控えめに(施主の身長が170センチくらいです)して、3階部分に高さを割り当てています。 犬たちはこの2階へ入れておけば自力で1階、3階へは移動できません。 白のビニル床タイルはコストを抑えるためと、犬たちがいたずらをやらかしても掃除が楽なように採用しました。しかし、この白の床仕上げが綺麗なことから、このあと続く作品郡に使うように…

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犬洗い用に洗面

Yケンネルのサニタリーです。 寝室に直結しているサニタリーで、ご夫婦二人の家だからこそ出来る間取りです。 主にシャワーですませるとの事で、手前に洗濯機スペース、小さな浴槽、窓に向かって洗面台が備わります。 洗面台は、オーバーハング型の洗面器と実験用流しの二つを取りつけました。 小型犬の体を洗いやすいように考えて、実験流しを洗面器と別に取りつけ、水栓も「ひじ」で使える実験室…

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隣地の建築を見越して寝室は高窓

寝室の高窓です。 1000万円代の家ということもあり、窓は既成品サッシュを使っていて、高窓も最も安く入手できる引き違い窓を使っています。換気用には手の届く位置に勝手口があり、そちらを網戸の組み合わせで換気窓として使用します。 設計時、完成時の時点では隣地が空き地で、何か建ちそうな雰囲気でした。 そのため、窓をどうするかだいぶ検討しました。 結果、隣りに何か建っても目が合わず、きに…

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ワンちゃんお立ち台のある寝室

寝室は1階にあり、2階のワンちゃんエリアと吹抜で繋がっています。 直接行き来が出来ない事がポイントで、犬たちは上から見下ろすのみです。 もちろん、1階へ連れてきてあげる事もできますが、2階へ放してあるときは犬たちはここまで、見に来ることができます。 天井高さは低いところで1.9mで高いところで4mあります。 石川淳建築設計事務所

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天井低い廊下をくぐり抜けて寝室へ

Y.ケンネルです。 ご夫婦2人と犬2匹のための住宅で、プランは思い切って作っています。 1階の天井高は2mほどと低く、その分を2階、3階へ振り分けて、全体で2階建て程度の高さに3層をいれてあります。 写真は玄関から寝室へ進む廊下部分で、低い天井を抜けると吹き抜けた寝室へ出ます。 石川淳建築設計事務所

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