福島のハコノオウチ06外観夜景

福島で完成したハコノオウチ06の外観夜景、ハコノオウチ06最終回です。 斜めに突きだした壁の裏側からは個室の照明の明かりが漏れてきます。 玄関ドアの上にもダウンライトを設けて、帰宅する家人を迎え入れるようなデザインとさりげない照明配置としました。 照明器具はみせず、建物自体の形状を利用して灯りを表現します。 現場は東京から新幹線で2時間切って行ける場所でした。 都内の移動だ…

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夜景2カット

「渡辺篤史の建もの探訪」でハコノオウチ04が10月18日(土)朝5時、テレビ朝日で放送。 ハコノオウチ夜景の様子です。 昼とは違った見え方になり、お住まいのお施主様も照明のつけ具合を色々試して、楽しんでもらえるようになっています。 透明床の下からの光のみで楽しんだり、屋外のベランダの光だけで楽しんだり。 石川淳建築設計事務所

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間接照明の夜景

「渡辺篤史の建もの探訪」でハコノオウチ04が10月18日(土)朝5時、テレビ朝日で放送。 リビングの夜景写真です。 部屋の地明かりは壁に付けた両口ハロゲンランプで、天井に当てて反射光で室内を明るくします。 LED照明に変わりつつある照明器具ですが、この手の大光量ランプは適当な物がまだ見つかりません。 建築の技術はすこしづつ変わるので、古い技術も使いながらすこしづつ進化して行き…

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リビング夜景・照明計画

「渡辺篤史の建もの探訪」でハコノオウチ04が10月18日(土)朝5時、テレビ朝日で放送。 ハコノオウチ06の中を一回り回り終わりまして、夜景写真をすこし。 リビングの夜景写真です。 照明計画も私自身で行います。 いつもの手法ではありますが、店舗的な変わった事をするのではなく、基本的な照明を配置するように心がけます。 たとえば、壁の裏側に照明器具を付けると部屋の一番奥…

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屋上バルコニー

「渡辺篤史の建もの探訪」でハコノオウチ04が10月18日(土)朝5時、テレビ朝日で放送。 屋上バルコニーです。 屋上といっても、屋根に出てしまう場所ではなく、屋根面より1.5mほど掘りこまれた高さになります。 そのため、周囲の隣家を気にせずにすごす事ができる場所になります。 福島といっても敷地のある場所は中通りという雪の少ない地域ですので、あまり積もることもなく、この屋上…

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階段室は吹抜のように

「渡辺篤史の建もの探訪」でハコノオウチ04が10月18日(土)朝5時、テレビ朝日で放送。 ベランダへ出る階段の最上段から子供室のあるフロアを見下ろします。 透明床の踊り場の手前の階段も蹴込み板無しの踏み板だけの方式のため、玄関ドアのあたりまで見下ろせる形になります。 特に吹抜を作っていない計画ですが、階段室を開放的にする事でダイナミックな縦の空間ができました。 左の硝子の…

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木造階段の工夫

「渡辺篤史の建もの探訪」でハコノオウチ04が10月18日(土)朝5時、テレビ朝日で放送。 福島のハコノオウチ06ですが、いよいよリビングから半層上がった屋上バルコニーへ登ります。 リビングから屋上への階段は左右の壁に断板のみを渡したデザインで、木の集成材を塗装した仕上げとなっています。 断板は壁の中で1段づつ支える材を作って取り付け。壁の仕上げはクロス貼りのため段を挟むように上下か…

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キッチンからバルコニーを見上げ

「渡辺篤史の建もの探訪」でハコノオウチ04が10月18日(土)朝5時、テレビ朝日で放送。 屋上バルコニーはリビングから半層上ですから、常に様子が見えます。 小さなお子さんのいる家ですので、キッチンからバルコニーの様子や半層下の子供室の様子が見えることはとても便利で安全にもつながります。 石川淳建築設計事務所

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キッチン収納・パントリー・床下への入り口

「渡辺篤史の建もの探訪」でハコノオウチ04が10月18日(土)朝5時からテレビ朝日にて放送決定。 キッチン背面です。 家電を置くカウンターがあり、下は分別ゴミ置き場。 吊り戸を一つ作り、冷蔵庫置き場、ウオークイン式のパントリーを作りました。 キッチン並びのダイニングテーブルがあるので、背面の通路スペースはちょっと広めです。 一番左の空いているところは・・・ 細い階段が…

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レンジフードは薄型のリーズナブルなもの

「渡辺篤史の建もの探訪」でハコノオウチ04が10月18日(土)朝5時からテレビ朝日にて放送決定。 キッチン内側からの様子です。 レンジフードは高価で背の高い物が多いですが、私の場合は安くて薄型のタイプを選んで上の部分は建築で作る事が多いです。 今回も富士工業の薄型を(上代6万円程度のもの)選び、本体のみ黒にして、天井からの下がりはボードとクロスで大工工事です。 部屋のコー…

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リビング・AVカウンター

「渡辺篤史の建もの探訪」でハコノオウチ04が10月18日(土)朝5時からテレビ朝日にて放送決定。 リビングの西方向です。 南の壁にはテレビを置いたり、家族の勉強スペースとして大工工事によるカウンターを作り付けています。 椅子を置いて座る場所と、テレビのAVボードとしての高さが違うので途中で天板を折り曲げています。 カウンター下には、もし暖房が足り無いとき用に暖房用の電源を…

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たためるダイニングテーブル

「渡辺篤史の建もの探訪」でハコノオウチ04が10月18日(土)朝5時からテレビ朝日にて放送決定しました。 作り付けのダイニングテーブルは折りたたみ式。 下の黒い足を左へスライドさせて収めると、白い天板をヒンジから折ることができます。 なるべく簡素な機構でつくるように心がけるこの手の仕掛けですが、綺麗に出来ました。 少々足が重いので、スライドするのに子供さんでは難しですが、逆に…

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キッチンと一体のダイニングテーブル

「渡辺篤史の建もの探訪」でハコノオウチ04が10月18日(土)朝5時からテレビ朝日にて放送決定しました。 キッチンと一体のダイニングテーブルを作りました。 天板は白のコーリアンでキッチン部分の高さは850mmほど、テーブル部分は700mmほど。 高さの差は途中で折り返して解消しています。 下の黒の部分はキッチン前側が扉無しの収納棚としていて、本などを飾ったりでき、脚は大工工事…

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スキップフロアの2階リビング

筋交いの向こう側の階段を上がると2階リビングへ出ます。 右の横スリット窓が建物正面にあった窓で、方位は南。 正面の半層上にあるバルコニーは東側になります。 天井高さは2.7mほどで天井面がそのままバルコニーの開口へつながって、開放感を作り出しています。 長方形のFIX窓と出入り口となる框ドアがはめ込まれ、あえて天窓は無いのですが、明るい室内を作り出しています。 右の黒の…

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透明の階段から採光

2階リビングへ上がる階段の最上段。 透明な段板には2階の窓からの光が射し込みます。 こちらは下階の玄関ドア前からの見上げ。 リビングの光をここへ落として、玄関の照度を取っています。 2階の窓の光を無駄なく下階へ。 石川淳建築設計事務所

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階段から見上げ、見下ろし

ハコノオウチ06の2階の登り切りからみかえします。 右の壁の開口は半層下がった子供室入り口。正面の黒の段板を5段上ると右上の屋上バルコニーへ出ることができます。 屋上バルコニーへの階段の登りきりは天井高さ1.4M未満におさえ2階建て申請となって「かがんで」外にでるような高さ関係となっています。 写真正面下には北向きのFIX明かり窓が見えています。 左の手摺り壁は透明のポリ…

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ブランコある子供室

ハコノオウチ06、2階の踊り場から入る子供室です。 子供室は二つに仕切れるように入り口は二箇所で、竣工時は両部屋はつないで中央にはブランコが下がっています。 南の高窓から光がさしています。 ドアは引き戸で、室内の光が漏れるように縦長の窓をつけています。 ドアの向こう側に見える低い開口は床下収納の入り口で、その上に椅子が見えているレベルがリビングダイニングのある…

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天高1.4m未満の中間階収納

1階と2階の間にある中間納戸です。 子供室の階と同じレベルにあり、この高さからさらに上がると2階リビングに至ります。 (正面の見切れている開口が子供室入り口) 黒の引き戸が空いた状態の写真です。 納戸内の様子です。 梁は表シでなるべく高さを取っています。 根太も表シにしたいところでしたが、上階の仕上げがフローリングのため、上から打つ釘が下に出る恐れがあるので根太下…

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白と黒の階段・中間階納戸入口

2階への階段、折り返して玄関方向を見ます。 木造階段で白と黒に塗り分けをしていて、2階リビングへの途中の踊り場から 左の開口は子供室、右の黒のドアは床下納戸へ入ります。 納戸の天井高さは1.2mほどで、かがんで入るような形です。 玄関ホールの上にブリッジ状に床が飛んでいる形になっていまして、ここを過ぎると段板だけの階段を5段上り2階リビングへ達します。 手摺りはスチ…

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まわり階段の工夫

廻り階段のディテールです。 木造の階段ですが、集成材を浮かせた感じで半周して、4段目からはササラ板の直階段としています。 1段目から4段目までは大きな三角形の踏み板になるため、柱と壁の間で、板のみで支えるのは強度が少々不安です そこで、1段目は蹴込み板を付けて解決。2段目と3段目、4段目は板裏にスチールのアングルを付けて支えています。 さて、柱の廻りを廻る階段ですが、…

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