出雲の家 一年検査実施

今週も金曜日。 今週は風邪を引いたりと少々疲れ気味ですが、週末はお打ち合わせとプレゼンと面談と。 頑張ります。 さて、写真は先日行った出雲の家の1年検査を実施した様子です。 2階のファミリーライブラリーと名付けた窓際のカウンターテーブル。 上手く使っていただいていてうれしいかぎり。 工務店さんと建具の立て付けのチェック。強風で動かないように鍵を追加することを決…

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出雲の家 夕景

出雲で設計した住宅を紹介してきましたが今日がこの家紹介の最終回。 最後は外観の夕景です。 初めて設計ご依頼の相談を頂いて2つの土地候補を見に飛行機で出雲入りしたのが2010年10月でした。そして土地が決定して、お打ち合わせに出雲往復が始まり、完成は2011年10月。東京近郊で進めるペースと変わることなくほぼ12ヶ月で完成お引き渡しができました。 工事の見積はネットで見つけた…

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子供部屋のお子さんたち

土地の御相談を頂いた時に初めて出会った2人のお子さんの成長ぶりがとても早かったです。 空港でお打ち合わせしたり、ファミレスでお打ち合わせしたりする間、出雲名物のおそばを2人とも美味しそうに食べて待っていてくれました。 楽しんで生活してもらえたら良いですね。 そして、この空間体験が彼らの原風景になってゆきます。 石川淳建築設計事務所

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寝室とウォークインクローゼット

こちらは2階の一番奥にある主寝室。 子供室と同じく引き戸を開けて入ります。(写真右の開口) 左の大きな正方形の窓は外観の正面にあった1階とおそろいの窓で、和紙風の蛇腹ブラインドを選定して開け閉めできるようになっています。 そして、正面の壁の中はウォークインクローゼットになっていて、ハンガーパイプの他シナランバーコアの大工工事で製作した棚がびっしりとあります。 …

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ロフトのある子供室

子供室の内部です。 全体は7.5畳ほどの広さで、お子さん2人で割って使う想定になっています。 はしごを登るとロフトがあり、収納量を確保。 引き戸をこのように開けて、廊下の部分のファミリーライブラリーと一体で使う提案です。 床は白のビニル床タイルで、壁は白のクロス貼りの中で、シナ合板のドアとドア横の壁がほんのり木目を表現しています。 石川淳建築設計事務所

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子供室は引き戸

ファミリーライブラリーと名付けた2階廊下には子供室が面しています。 この家のお子さんは2名。 シナ合板の引き戸と同材で作った壁を交互に配置して、2カ所の出入り口を設けて居ます。 内部は大部屋として、将来は家具などで2部屋に仕切ったり、遠い将来お子さんが独立した時には一部屋に戻せるように考えています。 引き戸の良いところは開けっ放しでおけるところです。開きドアは閉まっている…

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脱衣室と外の洗面器

2階浴室前の脱衣室です。 今回は浴室はユニットバスで、浴室の前の前室が、この脱衣室。トイレがあって、洗濯機置き場にもなっています。 扉を開けた外にはファミリーライブラリーのカウンターに位置する洗面器があります。 個室から洗面器を出して、家族での利用時間が重なってもスムーズに利用をさばけるように考えています。 石川淳建築設計事務所

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カウンターに同居する洗面器

ファミリーカウンターのカウンターの先には洗面コーナーがあります。 脱衣室からあえて外へ出して、家族が同時に集まって朝の支度になってもだいぶ使い勝手が良いようにしました。 南側のベランダの出入り口からの光で、明るい洗面スペースになっています。 石川淳建築設計事務所

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ファミリーライブラリー

出雲の家の2階ファミリーライブラリー見返しです。 ファミリーライブラリーは2階の廊下を兼ねた長いカウンターのある勉強スペースとして利用できる空間です。 右のシナ合板の引き戸の中は子供室で、あけるとファミリーライブラリーと一体の空間として利用できます。 長いカウンターの下には大工工事の棚と、壁にはこれまた長い本棚として利用できる吊り棚があります。 カウンターは白塗装、吊り棚は黒…

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2階の廊下はファミリーライブラリー

階段を上がりきって2階に来ました。 廊下には横スリット窓があり、この高さに合わせて長いカウンターがあります。 このスペースはファミリーライブラリーと名付けていまして、カウンターは子供達の勉強机代わりに使ったり、パソコンスペースなどに使えるように考えて作ったもので、廊下の幅を広めにとって、カウンターを配置する寸法を確保しました。 また天井にはご希望により、洗濯物干しをつるすスチー…

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木製階段見返し

今日はソネットのメンテナンスで更新が大幅に遅れました。 さて、木造階段、見返し。 黒い踊り場から折り返して2階へ伸びます。 白のササラ板に黒の段板を挟んだ形でして、手摺り以外は純粋木造階段です。 階段吹抜には水平力を確保するための火打ちが見えています。 普段階段の吹抜は「階段の幅」のみにする事が多いですが、今回はこの吹抜を通して天窓の光をリビングへ落とすことと、階段下の…

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木製階段

出雲の家です。 1階のリビングから2階への階段です。 大工工事で作った木製階段で、白と黒の塗装塗り分けのデザインにしています。 リビングに階段を出す場合は鉄骨階段が多く用いられますが、当然木造階段の方がコストを圧縮できますので、石川淳事務所の多くの住宅は木製階段で作っています。 でも手摺りだけはスチールのパイプを溶接して作る特注にして、シャープに見えるような工夫をしていま…

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階段下収納・踊り場のトイレ

2階への階段の踊り場から入るトイレです。 外側は黒く塗装してありますが、内側は暗くなると困るので白く塗装してあります。 こちらは階段下の収納。 トイレの下の方までつながっていて、収納スペースとなっています。 また、右の2段の階段も段板が開いて、それぞれ収納ができるようになっています。

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階段踊り場です

2階への階段は3段上がって平場(踊り場)があって折り返して直階段になっています。 すべて木製でコストを圧縮。 天井の天窓から踊り場へ明かりが落ちるようにしています。 白の塗装と黒の塗装と黒のビニル床タイルで仕上げました。 踊り場にある黒いドアはトイレ。 2階の床と少し上がった踊り場の高さの間にありますので、トイレの天井高さは最小の2mぴったりと言った感じです。

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ファミリーコーナーの洗面スペースデザイン

リビング裏のファミリーコーナー内、洗面スペースのデザインです。 階段の踊り場から2段下がって洗面スペースへ入ります。 右の黒いドアはトイレで、階段踊り場内にあり、そこからこちらへ手を洗いに来るような形。 踊り場の上は天窓になっていますので、明かりが落ちて、手洗いスペースも明るくなっています。

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ファミリーコーナー

出雲の家です。 リビングのグレーの壁の裏側はファミリーコーナーと名付けた「収納・パソコンコーナー・手洗い」のためのスペースがあります。 左奧の勝手口から入ってきてそのまま手を洗ったり、トイレを出てきて手を洗うスペースにもなっています。 また、壁面一面の収納量を確保して、リビングに物が散らばることを防ぎます。 デザインと収納は一体で、「デザイン優先で収納が無い」といった話と…

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キッチンとパントリー

こちらはキッチンに立ってリビングを見返したところ。 左の開口の中はパントリーで収納棚が見え、写真に写っていない背面には大工工事のカウンターが付き、電子レンジなどを置くことができます。 2階への階段はキッチン前を横切っていて、その下に蓄熱暖房機が備わります。 玄関、和室まで見渡すことができ、家を見守る中心といった場所です。

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リビングに蓄熱暖房機

リビングの見返しです。 正面の腰壁裏側はキッチンで、壁に沿ってリビング側に蓄熱暖房機を設置しました。 1階リビングの場合は特に冬の寒さ対策が必要です。 そこで、今回は2階への階段の下、リビングの中に蓄熱暖房機を設置して、1階と同時に2階にも暖気が上がるように考慮しました。

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リビングから見る庭

1階のリビングから見た庭方向です。 外観でデザインの特徴となっていた長いポーチの裏面が見えます。 これにより、一番交通量の多い交差点の方向から見えづらくなっています。 都心では2階にリビングを作る事がほとんどですが、広々とした敷地での計画ですので庭とのつながりを優先しました。 掃き出し窓の外には濡れ縁があり、その外には可動式のルーバー建具を閉めることもできます。

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可動間仕切りで玄関を仕切る

出雲の家のリビングから玄関方向を見ます。 このように玄関土間部分を3本引きの可動間仕切りで仕切ることができます。 和室と玄関のエリアはこの間仕切りを閉めるとリビングから見えなくなり、しかし乳白の板により光や気配は伝わってきます。 左の薄灰色の壁の裏はファミリーコーナーと呼ぶ収納兼パソコンコーナー兼洗面コーナーで、リビング側はテレビやビデオのためのAV棚となっています。

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