オウチ1・切妻のかたち

今日でオウチ1は最終回、来週からオウチ2を掲載します。 さて、オウチ1の夜景外観写真です。 独立のきっかけになった1件目の住宅から同じイエ型の家を多くつくってきましたが、今回も「オウチ」らしい家型です。しかし、今まで作ってきた家たちのどれとも違う表情が出たと思います。 一つのルールの中で多彩な空間やデザインを突き詰めて作ってゆきたいというのが、自分の考えにあります。 子供のこ…

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オウチ1・2階書斎コーナーから

2階の書斎コーナーからの景色です。 左足下は1階のLDKへ抜ける透明床で、右の少し上がった透明の部分の下は玄関ポーチ部分。つまり「外部」になっており、ここから訪問者を見下ろすことができます。 正面向こうに2階のキッチンユニットが見えています。 単純な外観の中に複雑な内部空間が計画されていますが、この部分に最も象徴された形状になっています。

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オウチ1・2階寝室のまど

2階の寝室の窓です。 斜めの黒い線材は筋交いで、外には小さなベランダが備わっています。ここに植木ばちなどを飾ることができます。 また、手摺りの腰下には半透明の目隠しを取りつけています。 右の引き戸は収納で、出来る限り収納量を確保しました。

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オウチ1・2階寝室

こちらはオウチ1の2階寝室です.切り妻屋根の形がそのまま天井に出ていて、空間に抑揚を作ります. 低いところで1.2mほどですが、この低さが落ち着きます. 正面は書斎コーナーで、透明な床があり、1階のLDKとつながっています.

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オウチ1・ロフト

こちらははしごを登って上がるロフトです。 黒いデスクは大工工事により製作。 こんな感じで2階のLDKにつながっています。 ロフトの2つの天窓から、バウンド光が下のLDKへ落ちてゆきます。

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オウチ1・スキップフロアの上から

スキップフロアの上からLDKを見下ろしたところです。 LDKとの床の高さの差は1.4mあり、上の階には寝室とトイレなどがあります。 左のはしごはロフトヘ上がるためのものです。

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オウチ1・2階のオーダーキッチン

2階、子世帯のキッチンです。 オーダーキッチンにより、建物のデザインに調和したものになっていまして、カウンターは人造大理石の白色を使用し、部屋の端まで一通して見せています。 IH コンロを使用し、食洗機や炊飯器入れ引き出しなどがおさまります。 吊り戸棚は箱を大工工事で製作、エアコンも納まっています。 扉をキッチン工事で製作することとで、コストを下げることができました。 …

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オウチ1・2階リビングの採光

2階リビングの様子です. 右の窓は南向きの窓で、外には跳ねだしバルコニーが付いています. また、左下の明るいところは玄関ドア上のはめ殺しガラス窓.北からの柔らかめの光で明るくなっています. さら上からは天窓から入る光が白いが天井面を明るく照らしています. 外部はかなり閉じた形ですが、内部空間は明るく、季節や時間の移り変わりで光の様子が刻々と変わってゆくのを楽しむことが出来…

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オウチ1・子世帯リビングダイニング

2階の子世帯リビングダイニングです。 右の斜めの壁の中は寝室で、天井付近は天窓から入る光が柔らかに入るようにスリット状の開口になっています。 床のフローリングはナラの無垢で広幅、コゲ茶色の拭き取り塗装を現場で行ったものです。

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オウチ1・2階はスキップフロア

2階へ上がってきたところです。 左のシナ合板の壁にそっって1階から上がってきまして、正面のスチール階段でさらに寝室へ上がるようになっています。

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オウチ1・2階を見上げます

2世帯共用の玄関ホールから2階を見上げます。 右下に見切れているのが2階へ上がる階段で、左に見切れているのは2階からスキップして上の2階へ上がる階段です。

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オウチ1・1階居間に入る夕日

こちらは親世帯居間に夕方さしこむ光の様子です。 立て替え前は昼から蛍光灯を付けて暮らしていましたが、新しい居間は朝、昼、夕方、とそれぞれの光が入り、時間の移り変わりを感じる事ができます。

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オウチ1・親世帯の書斎コーナー

キッチンの端の書斎コーナーには縦長の窓が備わり、白い壁にそって朝日が入ります。 ファサードにあった斜めの壁の裏側の部分にあたります。 床はナラのフローリングで「無塗装風」にクリア塗装をしています。

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オウチ1・親世帯のキッチンです

親世帯のキッチンです。 オーダーキッチンで計画されていて、ホッブスさんに製作をお願いしました。 カウンターは人工大理石で、高さはお母さまの身長にあわせて少々低め、左端は書斎コーナーになっています。コンロは安全性を考えてIHです。 左の細高い窓からは朝日が入り、正午近くの午前中は右の窓から日が入ってきます。

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オウチ1・天井の高い居間

立て替え前の家では昼でも照明を付けなければ暗い部屋でした。 新しい親世帯の居間は天井を高くとり、窓も大きくして明るい開放的な部屋になりました。 天井の高さは3.4mあります。

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オウチ1・天井の透明床

1階居間の天井です。 透明な床の上は2階の子世帯の部屋にある書斎コーナーへつながり、窓は2階の居間につながっています。 お互いの気配が伝わるものの、直接見えすぎないような仰角になるように考えて作りました。

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オウチ1・階段の下は靴入れです

親世帯寝室です。床は1段上がっていて、中は収納です。この上に布団を敷きます。 正面は階段下の靴入れと納戸です。引き戸を閉めると個室になるように考えられています。

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オウチ1・下階は親世帯・階上は子世帯

玄関ドアをあけて入ったところです。 階段を上がると子世帯で、下階は親世帯となっています。 玄関は廊下に面していて、写真左奥の親世帯の寝室につながっています。 ここは数枚の引き戸で区切ることができます。

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オウチ1・縦スリットの玄関

建物を切り取ったような斜めの壁が建物にささっています。 この隙間に玄関ドアと大きな窓があり、内部の様子を垣間見る事ができます。 斜めの壁は耐震壁であり、玄関アプローチへの演出でもあり、ファサードのデザインの一部でもあります。

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