早川邦彦氏設計の古河市ゴルフリンクスのクラブハウスつづきです。
河川堤防と同じ高さにある2階部分は3階との間がピロティになっています。
ちなみに、2階といっても、この下に2層あるので実は3階の床ですが、見た目は2階です。
このエリアはカートのパーキングですが、機械室がガラス壁で囲われ、内部が見えます。

さらに奧側から見ています。
4階の廊下が上部を横断。左にはガラスの階段室が見切れています。

階段見上げ。

5階のブリッジ部分を見上げ。
さて、90年の就職当時は不勉強で気がつきませんでしたが、建築通は気がついたと思います。
多くのボキャブラリーは2014年に世界遺産になったファンネレ工場(1931年竣工)から用いられていると思います。
ガラスの機械室はこの当時の直前に竣工した秋田日産コンプレックスという複合施設でも用いられていました。