
リビングの光は天窓のスリットから白い壁をバウンド(反射)しながら入ります。
明るい壁は白く飛び(ハレーションぎみに)、影に回る天井面は少し暗く見え、差が付きます。
また、インナーバルコニーの突き当たりの壁は、外にあたるため非常に明るくなっています。
これらの効果で、室内にいたときに突き当たりの壁や天井と壁の入り隅が明るく、向こう側へさらに伸びているように見え、空間に広さ以上の広がりを感じる事ができるのです。
建築家石川淳がデザインした住宅作品紹介や日常の出来事、メディア発表情報、建築見学の旅行などをお伝えするブログです。
シンプルなデザインと楽しい空間構成の三角屋根の家と四角い形のハコノオウチを2002年から作っています。