
パリにあるスイス学生会館の共用部分の様子。
1999年当時持参したキャノンの「最新式」デジカメA-5の写真でおおくりしております。
当時最新の81万画素ですので、だいぶ荒い画像です。
共用の階段です。
階段の緑色がとても良く、日本なら昔の電車等の運転席などに塗装してある色に近いです。
手すりのデザインも綺麗。34mmのスチールパイプと思われます。

縦配管の様子。2本を塗り分けているあたりがさすが。
ガラスのパーテーションもスチール枠ですので、とれもおしゃれ。
天井のグリッドがガラスの向こうにも通しで仕上げています。

階段踊り場の高さが、ホールの床高さと絶妙な高低差を演出していて、とても豊かな空間を作り出しています。

階段の手すりを壁として曲面にしているところも良いのですが、床のタイルをあえて45度振って貼っているのが西洋の雰囲気を感じます。
日本人ならなんとか壁のラインとかに合わせようと悪戦苦闘します。

カラフルな塗り分け。