母室からの眺望

母室からの眺望です。中庭を通して外の通りまで見渡せます。 今回は母と子の2人住まいですが、一般的に二世帯住宅を設計するときは、上年代の世帯の部屋を玄関を見渡せる場所やリビングの近くなど、家の動線の中で目につくところに配置するのが石川淳建築設計事務所流です。 ご近所さんの様子が見えたり、家事をしたり、といった事がしやすい所は逆に子世帯からも目の届く場所で何気なく見守る事ができます。…

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母室収納

母室の入り口側の様子。 引き戸の先にはキッチンの背面収納側が見えています。 室内に入って作り付けの棚を配置。この棚の壁の向こうは廊下側から入るトイレですが、トイレに必要な室内長から余った寸法分を母室へ割り当て、作り付けの壁収納としました。 そして左のグレーの壁の中は・・・ ウオークインクローゼットになっていして、広さは3.5畳です。 ちなみに、正面の壁に少し傾い…

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キッチン横から母室へ

1階の母室です。 左は中庭に面した窓。 キッチン横の通路に面した母室入り口と手前の黒のドアはトイレ。 母上が家事やお料理を主に行うとの事で、キッチン・母室・サニタリー・物干し場が集まった配置になっています。

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GO TO 東光園 3

7月の緊急事態空けに行った鳥取県米子市の東光園 フロント前のロビーです。 左の避難灯のところがエントランスの風除室で、入館し低い天井部分をくぐって進むと庭に開けたカーテンウオールの大開口があります。 こちらエントランスの外から。 階段を5段ほど上がってフロントレベルに上げ、入館への期待を持たせる効果を持たせているのと・・・ エントランスで5段上げた高さを使って、…

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コルビジェぎらい 吉田先生の本

今日も金曜日。 さて、写真は自由企画出版から発売された「コルビジェぎらい」という書籍。 著者は建築家の吉田研介先生です。 建築界にはコルビジェに疑問符を付けるのはダメ、という空気が満ちていますが、吉田先生は違います。 世界遺産になった国立西洋美術館にも鋭く切り込んでいます。 建築でも何でも、多勢と違った見方があってこそ、自由な発想が生まれるのだと思います。 ご…

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家事動線抜群のキッチン裏サニタリー

キッチンの横の廊下を奥へ進みます。 右の開口内が洗面所と脱衣室で洗濯機置き場もありますので、洗濯後は勝手口から外の物干しスペースへ直行できます。 こちら見返し方向。洗濯機置き場が見えてます。 浴室はユニットバスを使用しましたが、洗面台は造作で製作しました。 石川淳建築設計事務所

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キッチンと造作背面収納

OUCHI-46のキッチンです。 今回はお施主様が選んだトクラスのキッチン。 天板は人工大理石でシンクも同じ人工大理石を継ぎ目無く作ってある製品です。 色はインテリアに合わせて白を選定頂きました。 背面収納は大工工事で製作。 左奥に冷蔵庫置き場でコンロの奥はパントリーとしています。 キッチンからも中庭を見渡せます。 石川淳建築設計事務所

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GO TO 東光園 2

元々の建物が右の部分で左に宿泊棟が増築さて渡り廊下でつながっています。 特徴的な細い柱の上にある上層部分は実は柱の上から吊り下げられた構造で、菊竹氏の自邸であるスカイハウスと同じような構成になっているとの事。 4階の部分はピロティとなっていて、外部空間です。 最近高層ビルでも見る手法ですがここでは1964年にすでに実現してました。 海側から見た様子です。 TOP…

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GO TO 東光園 1

7月の緊急事態空けに行った鳥取県米子市の東光園 鳥取県の米子市の皆生(かいけ)温泉にある東光園へ宿泊へ行きました。 訪れるのは1990年代以来の2回目ですが、宿泊するのは初めて。 設計は故菊竹清訓氏で1964年竣工。氏の作品の中で最もメタボリズムを表現できていると思い、いずれ宿泊したいと思いつつ時は流れ、、、 飛行機の溜まったマイルで来るつもりがコロナもあってクルマで自走して…

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GO TO 植田正治写真美術館 3

7月の緊急事態空けに行った植田正治写真美術館 建物全体は大山(だいせん)を望む方向に開いていて、2階ロビーのこの窓も山を中心にしてスナップ撮影できるようになっています。 硝子に貼られた帽子の絵を大山の頂上に合わせて撮るのがお約束ですが、この日は山頂は雲がかぶっています。 Rの壁は大山を抱くようにカーブしています。 ロビーに置かれた高松伸氏のデザ…

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鎌倉現場へ

今日も早くも金曜日。 写真は鎌倉の由比ヶ浜地下駐車場。 まだ暑い9月とは言え、ガラガラのパーキング。 ここに駐めて打合せへ。 海は人がおらず、静かな海岸がひろがっていました。 石川淳建築設計事務所

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床置きエアコン

今回はリビングのエアコンを床置き式にしました。 通常の壁掛けエアコンを付けられる場所がほとんど無い勾配天井の吹抜のためです。 対面キッチンのカウンター下は床置きエアコンの定番位置です。

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リビングと横に母室

リビングダイニングの奥方向です。 左の中庭に面した窓は母室で、正面の廊下を進むと浴室などサニタリーのエリアです。 キッチンは対面式となっています。 石川淳建築設計事務所

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中庭のデザイン

中庭です。 木の横格子は高さ2mほどで、格子の外側は人の通行もある事から目隠しの役目もはたします。 竣工時の植栽は株立ちの木を1本植えて、その他はお引越後にお施主様が楽しみながら植える予定です。 壁の裏側には散水栓を配置。 水受けの陶器はお施主様が益子焼の物を購入して取りつけました。 都内で設計する事が多いので庭をデザインする事が少ないですが、今回は外構もデ…

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中庭に開くリビングの大窓

リビングから中庭を見ます。 4枚建ての引き分け型アルミサッシュを1階と2階の廊下に取りつけ、2段に開いた窓です。 ただ、南に開きすぎると熱負荷が大きくなりすぎます。 三角形の屋根は適度に日陰や軒下を作り、そして青空も見える様に、と考えた結果です。 石川淳建築設計事務所

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GO TO 植田正治写真美術館 2

7月の緊急事態空けに行った植田正治写真美術館 エントランス側です。 さて、写真家 植田正治 と聞いてピンとこなくてもこの写真は見覚えがあるのでは? お土産で買った絵はがきです。 エントランスホールから2階の展示室へ進みます。 以前に来たのは20年以上前ですが、この風景を思い出しました。 当時の高松伸氏の設計らしからぬミニマルな建築の中で唯一手摺りのデザ…

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地盤改良工事

今日も金曜日。 さて、写真は都内で着工した地下のある住宅の現場。 この日は地盤改良のため重機が来ています。。 敷地の奥から順番に柱状改良体を作って行く作業で、ドリルのついた作業車が縦穴を掘っているところです。 石川淳建築設計事務所

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シンプルな造作AV棚 と リビング収納

最近はテレビはほぼ壁付けで配置を考えます。 今回は階段のボリュームの外側の壁にテレビを取り付けて、その下に穴を開けてDVD等の器機を置く場所を作りました。 壁の裏側へはこちらから入ります。 内部は収納になっていて、棚を設置。 表のAV器機を納める穴はこの棚に開いていて、こちら側から配線作業を行います。 掃除機や季節家電なども収納できる容量です。 石川淳建築…

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三角屋根を勾配屋根に生かしたリビングの吹抜

リビングは2層吹抜になっていて、三角屋根の形が天井に現れています。 写真正面が東方向で、2階のインナーバルコニーからもリビングへ光が届くようになっています。 階段部分のアップ写真。 このあたりにソファーを置いて座ると思いますが、上方を見上げると空が目に入るようにインナーバルコニーの屋根にも切れ目を入れています。 石川淳建築設計事務所

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玄関からリビングへ

玄関から引き戸を開けてリビングへ進みます。 見返し写真。 正面の開口先が玄関で、引き戸を開けた状態です。 この写真は石川撮影で正式な撮影日は梅雨の中唯一晴れた日に撮れました。 石川淳建築設計事務所

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