2つのオートロック入り口

マツバラハウス 奥の2階建て棟から入り口方向を見返します。 見えている2階と3階へは一旦門を出て違う入り口から入ります。 正面にある門で、オートロックになっています。 そして、右の開口へ進むと・・・ 郵便ポストと宅配ロッカーがあり・・ その先にもう一つのオートロックがあります。 ここから先に201〜208室と301〜303室があります。 納まり…

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ロフトのある211室

共用廊下の突き当たり(写真の背面方向)には211室があります。 部屋の奥から玄関方向を見ます。 南向きの2階でロフトは3階の高さにあります。 正面の窓は東京都の安全条例の避難口を満たす窓。 ロフトから見下ろし。 エアコンの上というのはどのメーカーもデザインされていないので、吹抜がる時はある種のあきらめの中で位置を決めます。 …

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ロフトのある210室

210室と211室にはロフトが備わります。 写真は210室のロフトから見下ろした部屋全体のようす。 この部屋も209室と同じく、東京都の1種高度斜線により高さ制限されて屋根が斜めになっています。 上部の四角い窓は排煙用のまど。 3つ窓が並びますが、避難口の幅をとるため、一番左だけドア形式の窓で、残り2つは滑出し式の窓形式です。 滑出し型でワイド750mm以上の製品が…

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209室

東京都世田谷区に完成したマツバラハウス 209室です 209から211までが同じ共用廊下を利用していて、他の2顔の部屋は別のエントランスから別階段で上がる動線となっています。 建物の北側に位置する部屋ですので、東京都の第一種高度の高さ制限にあたって、斜めの天井となっています。 壁の段差は部屋の大きさを他の部屋と合わせつつ、構造的な整合性をもたせつつ、外観を整えつつ、…

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旧朝香宮邸 次室

庭園美術館内の旧朝香宮邸(2019年夏開催の「1933年の室内装飾展」から) 大広間から大客間に続く間にある次室(つぎのま)です。 部屋の中央には香水塔という照明の熱で香水を蒸発させるオブジェが立っています。 公式WEBの記載によると、周囲のオレンジ色に見える壁は「人造大理石」とのこと。 こちらは次室から小客室へのドアです。 周囲の人造大理石の壁は人研ぎの大判テラゾ…

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事務所のまどからの風景124

今日も金曜日。 スタッフは先週からテレワーク中で、私はほぼ通勤をせずに事務所に住んでる状態です。 さて、先週末初めてリモート打合せをお施主様と、その他リモート吞み会を日曜に行ってみました。 やはり顔が見えるので電話よりもはるかに良いですね。 と言うことで明日もお施主様とリモート打合せを組んでいます。 窓の外の猫の写真は実は去年の秋のもの。 最近は外猫をみかけません。 …

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アスファルトシングル6色使い

マツバラハウス 外観のアスファルトシングルは6色を貼り分け。 色別けされたところで住戸も区切れています。 階段下は貴重な設備置きスペース。 裏側からあふれたガスメーターを配置。 階段を上がると右に209室、左へ進むと210と211室の合計3室 石川淳建築設計事務所

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1階は長屋で2階は共同住宅

マツバラハウス、敷地の奥にある2階建て棟です。 階段の所で右側の3階建て棟とエキスパンションジョイントといって構造的に分離されています。 こちらは、1階が通路に面した長屋で、2階は階段を共用する共同住宅部分です。 1階手前が110室、奥に111室で2階に209室、210室、211室があります。 外観手前の部屋110室です。 黄色の壁紙でアクセントつけてます。 …

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室外機やメーター置き場に苦労

建物表側には部屋の窓がずらりと並びます。 エアコンの室外機や給湯器、メーターなどが表の顔を壊さないように設計するのも集合住宅を作るときに難しい点の一つです・・・・ 裏側はこの通り。 ずらりと各戸の機器類が並びます。 石川淳建築設計事務所

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105室 造作ロフト

マツバラハウスの105室の造作ロフトの上に登って部屋を見返し。 中に居るとカプセルホテルのような感じでです。 上から見下ろし 奥にも窓を設置したので、東西方向に風を抜けます。 狭いながらもなるべく快適にと。 石川淳建築設計事務所

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旧朝香宮邸 大広間の硝子装飾壁

庭園美術館内の旧朝香宮邸(2019年夏開催の「1933年の室内装飾展」から) 玄関から入って玄関側を見返した大広間です。 正面の硝子壁の向こう側は車寄せのポーチ部分です。 硝子壁は両開きの扉で、公開時は閉まった状態のため、前写真左のちいさなドアから入るようになっています。 朝香宮邸時代はこの両開きを開いて、お客様を招き入れたのでしょう。 硝子はショットブラストを施…

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静寂の目白通り

今日も金曜日。 当事務所では今日からスタッフは自宅勤務となりました。 事務所は私1人で泊まり込み対応し、通勤移動を最小限に。 さて、写真は先週12日の事務所前の目白通りの朝6時頃です。 クルマが全く走っておらず、付近は静寂に包まれていました。 このような景色を見たのは初めてです。 さらに無音の空間となったため、クルマのドアを閉めた音が廻りの建物の外壁に反射してコダ…

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104室はグレー

104室のクロスはグレー色です。 造作ロフトの上には天井にカーテンレールが付いていまして、入居者がカーテン等を取り付けて仕切る事も可能。 左のドアの中がトイレ、その先にユニットバスがあります。 ちなみにドアとハシゴは石川事務所ではあまり使う事の無い既成品です。 さて、脱衣室に洗面器は無くて、キッチンの上には鏡のついたメディシンボックスがあり、ここで歯磨きなどをするイメ…

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103室は黄色

マツバラハウスの1階103室です。 今回はクライアントの希望が「各部屋ごとに色彩や材料を変えたい」とのことで、ビニルクロスに変化を付けています。 101と102は黒で、103は黄色です。 玄関側の見返しは101、102と同じ様ですが、実は部屋の幅や長さが微妙に違います。 また、重量鉄骨造のため、柱型や梁型が部屋によってバラバラに出てきます。それらを納めながら収納ス…

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101室と102室

1階の101室です。 奥の黒く仕上げた部分は1.2mほどの高さに家具工事で登れる床を設置しています。 下にベッドか上にベッドか、を置く想定。 白のドアの中はトイレがまずあり、その先にユニットバスがあります。 見返しの部屋の入り口方向です。 部屋のドアにあたる部分を硝子にしてここで法令の採光を取るのが2000年代のワンルーム集合住宅の標準となってきました。 この…

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エントランス・2つの入り口

世田谷で完成した集合住宅マツバラハウスですが、正面にはオートロックの門があり、左のコンクリート壁に集合玄関インターフォンがあります。 そして、右の開口の中にも、もう一つのオートロックがあり、集合玄関インターフォンがあります。 門の先には101室から111室と209室から211室があり、右の開口から階段を上がった先に201から208室と301から303室を配置した、ちょっと変わった…

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旧朝香宮邸 大広間

庭園美術館内の旧朝香宮邸(2019年夏開催の「1933年の室内装飾展」から) 玄関を入ると脇にトイレへのコーナーがあり、こちらは手洗いスペース。 正面の硝子の向こうは2階への階段です。 こちらは玄関からつづく大広間。 左に次室がつながります。 大広間の天井 建設当時は電球は貴重で、さらに球切れも多かったと思いますので、贅沢な照明計画だと思います。 お…

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緊急事態宣言ですが

今日も金曜日。 さて、首都圏には緊急事態宣言が出ました。 そうは言っても、新居に引っ越すと言うことは、今住んでいるところを引き払って出てくるわけで、工事中の住宅が完成しないと、お施主様は住むところが無くなってしまいかねません。 「住宅設計」とは、「衣食住」という人間の生活のための基本的な要素なのだと再認識しています。 さて、写真は来週引き渡しの住宅の玄関から外を見た様子。…

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接道緑化

マツバラハウスの接道緑化部分です。 世田谷区の緑化条例に従いまして、敷地内の緑化面積と植える樹木が大小様々必要になります。 今回は植栽計画のデザインと造園工事を鎌倉の小野盛平さんにお願いしました。 大きめの石を入れつつ、緑を配置し、集合住宅の共用部と言うことで、管理しやすい樹種を中心に選定してもらいました。 小野さんには当事務所ではOUCHI-12やOUCHI-32な…

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アスファルトシングル貼りの外壁

建物外壁と屋根はアスファルトシングルという屋根材料を貼り付けていて、建物ボリュームごとに色分けを行いたいため、色の種類が多い輸入品を選定しました。 さて、このシングル葺きという材料は防火性能が単体で取れる製品が国産・輸入品共ありません。そこで、下地に不燃板やサイディングを使って耐火建築の性能を取り、その上で表層に貼り付ける、という方法をとっています。 ちなみに、道路側が南…

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