バルセロナパビリオン 室内?へ

バルセロナパビリオンの室内へ進みます。 と言っても、バルセロナパビリオンはすべて外気に開放されているので正確には室内はありません。 日本風に言うと「東屋」でしょうか。 写真のガラス框戸は門と言った扱いです。   フロアヒンジの框戸と有名な十時断面の柱です。 見返しです。 水盤とガラス間仕切り。 バルセロナパビリオンを知ったのは学生の頃だっ…

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3現場進捗

今日も金曜日。 来週はもう7月です。 写真は完成間際の都内の住宅現場。玄関ポーチのモルタル塗りを行っているところです。天候に恵まれて外構工事も順調です。 こちらも都内の現場。 読書室の本棚の全貌があらわになりました。 こちらは仙台の現場の外観。 木造2階建てでハコ型と切妻が合わさった屋根です。 石川淳建築設計事務所

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リビングから半層下がったトイレ

黒の扉はトイレです。 左の半層上がりのリビングからは少しだけ距離感を取りました。 リビング近くにはトイレが欲しいですが、近すぎても落ち着かず(特に客人は)という事が多いですが、この距離感であれば違和感無いです。 今回はお施主様の選定でパナソニックのアラウーノ便器です。 石川淳建築設計事務所

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猫の小部屋

1階と2階の間にある猫用の小部屋です。 ちょっと猫たちに静かにしていて欲しい時などにここに入れておきます。 小窓にはガラスが入っていて、1階の玄関ホールを見下ろせます。 石川淳建築設計事務所

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階段踊り場から主寝室

2階リビングへ上がる階段の踊り場から見返します。 踊り場のレベルからは天井高さの低い「猫室」へ繫がり、そこから黒の階段を半層上がると主寝室です。 主寝室を見上げます。 家の構成はスキップフロアですが、一つの部屋の中で段をつけるのではなく、スキップにする事によって階段の途中から部屋に入れるようにして無駄な廊下を減らし、1階の天井高を高く取るためにスキップフロアを採用しています…

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猫のブリッジを階段上に

2階リビングへ上がる階段からの見上げです。 天窓から階段へ光を落とすように仕掛け、さらに階段上には猫のためのキャットウオークと橋をかけました。 右の開口は2階リビングから半層下がった高さにあるトイレと猫室(猫専用の小部屋)と寝室への入り口です。 こんな具合に使って頂いております。 石川淳建築設計事務所

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バルセロナパビリオン 裏側

週末ネタは2017年の夏休みのスペイン建築旅行から バルセロナパビリオンの裏手に回ります ちなみに写真右奧の部分が売店です。 裏手側から見ます。この方向からの写真はあまり出回っていなように思います。 水平の屋根が美しいです。 水盤にある彫刻が奧に見えています! 壁と屋根のディテール

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事務所の窓からの風景111

今日も金曜日。 梅雨の合間の暑い日の早朝に散歩中の黒猫殿です。 木陰でくつろいでます。 来週は久しぶりにお知らせ看板を立てに出動します。 今日は看板の製作をいたします・・・ 石川淳建築設計事務所

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猫脱走防止扉の開閉の様子

昨日の続きで猫脱走防止用の大型扉、引き戸と開き戸を合わせた方式です。 上の開きの部分も閉めないと、猫がジャンプして出ていきそう、との事でここも閉めたいのですが、壁にしてしまうと階段上の高さが若干たりません。 人の出入りは階段の外側を歩けば問題無いのですが、背の高い家具などを搬入する時に頭がひっかかりそうでした。 そこで、上部は片開きでマグネットキャッチで軽く閉めておこうというア…

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建築家ならではの大型引き戸

玄関ホール兼陶芸アトリエから2階のリビングへ上がる階段の入口です。 猫の脱走防止用ドアが大きな引き戸とその上に開き戸の組み合わせで取りつけてあります。 引き戸は巾1.5mで高さ1.9mほどの大型の引き戸で、上鴨居がありません。 「建築家設計の家ならでは」の特徴は間取りや断面計画もそうですが、ドア類に一番分かりやすく表現されると思います。 こちらは反対側の壁方向。 陶…

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コンクリートブロック塀を自宅にお持ちの皆さんへ

今日は当ブログとしては珍しい記事で。 昨日(2018年6月18日)大阪を中心に大きな地震がありました。 公立小学校という公共の建築の付属施設「コンクリートブロック塀」の倒壊で同校の女児の命を奪う事態になったとの事。建築設計を担う一人としてはもちろん、人として、かわいそうで仕方がありません。 阪神大震災を経験した大阪圏で今だにこのようなブロック塀が公共の施設に残されていた事に、正直驚…

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3重の猫対策扉

猫と住む二世帯住宅の玄関土間ホールです。 広々としていますが、奥様の陶芸アトリエを兼ねる空間となっています。 吹抜の上に見える小窓は「猫室」の窓。 お掃除の時など、猫を一時閉じ込めしておくための小部屋です。 さて、タイトルの猫対策の扉ですが、2階のリビングから猫が階段を下りてきても、階段下の引き戸で閉める事ができます。 さらに玄関土間の色の変わっている境目先にある引き戸でも…

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バルセロナパビリオン 建築君の聖地のひとつ

建築学科の学生の卒業旅行の聖地の一つがこの「バルセロナパビリオン」でしょう。 設計は言わずと知れたミース・ファン・デル・ローエ。 1929年に万国博覧会のドイツ館として建築され、今あるのは1986年に再建された復元建築です。 写真に写っている学生君たちは日本人のようで、聖地巡礼中の模様。 EUの旗とカタルーニャの旗が大きく掲げられていました。 プールのディテール…

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バルセロナパビリオンへ

週末のブログは2017年の夏休みに行ったスペイン建築旅行です。 コロニア・グエル地下聖堂から電車でスペイン広場ヘ移動。 正面に見えてるのが闘牛場を改築したラス・アレナス ショッピングモール。 改修の設計はあの「リチャード・ロジャース」だそうです。不勉強で帰国後に気がついたため、ノーマークでした。 入ればよかった、残念。 エレベーターがハイテクなので、誰かが設計したのね、…

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3現場進捗

今日も金曜日。 写真は仙台で着工した住宅の上棟式の様子。 金物検査も実施して細かいところの指示はありますが大きな問題無く通過。 余談ですが、祭壇の方向が東京とは違いますね。 西を向いて拝みます。 東京だと北を向いて拝みます。 こちらは都内の公園沿いの家。お施主様定例を行っている様子です。 こちらも都内の現場です。 こだわりの「レコード棚」が壁一面に出来…

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陶芸アトリエ兼玄関ホール

子世帯の玄関ホールです。 玄関ドアを入って直角方向に玄関ホールが広がります。 床はモルタルに黒系塗装と白系の塗装に別けて、段のところで靴を脱ぐように考えております。 さて、奥様は陶芸家でいらして、今は子育て中で作家活動は一旦休止中です。 子育てが一段落したら、陶芸作家の活動を再開するためのアトリエがこの玄関ホールのもう一つの役目です。 奧の引き違いの先には北側の庭が広が…

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子世帯玄関は内開きでガラス框ドア

一旦外に出て子世帯の玄関です。 親世帯の玄関とは建物反対側に子世帯玄関ドアがあります。 ドアは庇を付けずにシンプルにした代わりに内開き方式としています。 雨の時も傘をたたみつつ、ドアを押して入るので、比較的雨に濡れずに便利。 玄関内部から見ます。 子世帯では猫2匹と暮らしています。 猫たちは室内飼いとなっていまして、脱走防止のための仕掛けがあります。 まずは…

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寝室から見る

寝室の天井高は2.5mに押さえていますが、居間の方は3.1mあります。 メリハリをつけて空間に抑揚をつけています。 ちなみに、敷地は防火指定が無い所なので、居間の窓は大開口が実現できました。 3枚建てのアルミサッシュと、それに合わせて3連式の木製窓をランマに入れています。 1階の天井が高く取れているのは、2階をスキップフロア形式にしているからで、2階の様子をUPするときに解説…

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親世帯寝室

親世帯の寝室です。 床は畳敷きとパイン材のフローリングの組み合わせになっています。 正面の壁の方向が北面になります。 北側の高さ制限のため、隣地境界との離れを3mほど取る必要がありました。 そのスペースは、お母さまが庭いじりに使う場所に。 部屋からすぐ出入り出来て、使いやすいように勝手口をつけています。 石川淳建築設計事務所

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コロニア・グエル地下聖堂の人工地盤

コロニア・グエル地下聖堂の外観です。 礼拝堂の壁にあった窓です。「地下」ではなく、普通に外壁についています。 階段を上って屋上へ上がります。 屋上がこのように広場になっていて、人工地盤といった感じです。 当時としては人工でも地盤の下にある、という意味合いで地下教会という表現なのだろう、と勝手に解釈しました。 さて見学を終えて駅に向かって歩くと工場があります。…

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