麻布十番コーポラティブ断熱施工中

麻布十番コーポラティブハウスのインフィル施工中写真です。 壁や天井の一部に緑の断熱材を吹き付けています。 梁の打放シは補修前。 補修前ですので、ツヤがあるところもあります。 石川淳建築設計事務所

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バカ穴補修するRC造の天井

こちらの写真は天井の打放シにクリア塗装をする前の様子。 コンクリートのマンション等の場合、部屋の天井には工事するときに使う「バカ穴」という穴があります。下の階から工事をして上がってゆくので、型枠などをはがした後に、上の階へ上げるために工事中使う穴を床(天井)のスラヴに開けるのです。 当然完成時にはコンクリートでふさぐのですが、そうすると素の打放シはできなくなり、結果的に補修打放シ…

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麻布十番コーポラティブ701室LDK

麻布十番コーポラティブハウス701室のLDKです。 お施主様は賃貸所有管理をする法人さんで、仕上げの選定は私と施主様の案を組み合わせています。 床のフローロングは私は使った事がない既成品フローリングなのですが、かなりよく見なければ本物の木と見間違えます。 賃貸物件ですので、メンテナンスが楽で経年変化で変わって行かない品物が選ばれました。 経年変化を楽しむ個人邸の仕上げとは…

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オスカー・ニーマイヤー展へ行ってきた01

東京都現代美術館で行われているオスカー・ニーマイヤーに行ってきた様子を少々UPします。 2015年7月18日から10月12日まで開催で、私は開催間もなく行きました。 ブラジリアの設計をおこなったことは知っていますが、いままでまとまった展覧会も無く、また書籍もあまり出回っていないので、この機会に良く勉強しようと思い出かけました。 ちなみに会場構成はSANAAだそうです。 …

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猫と犬と住む家オウチ14が雑誌取材うけました

今日も金曜日。 さて、2010年竣工のOUCHI-14が久々に雑誌取材を受けました。 雑誌の巻頭記事で猫と犬と暮らす様子を取材したいとの事で、ゴールデンレトリバーのフクと黒猫のルビ、そして新しく家族になった白黒の猫イゴの3匹が主役です。 「犬は入れないけど猫は下をくぐれる扉」を取材してもらっているところです。 こちらの犬、猫たちはポーズとってくれたりとモデル慣れし…

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全開収納扉

麻布十番コーポラティブハウス701室の玄関収納です。 3本引きの引き戸で吊り戸として床のレール無しにしました。 玄関土間なので床レールがあると砂などが詰まって動きが悪くなるので、レール無しを3連を連結して動く形で実現。 床にピンを立てて振れ止めにしていますので、3枚が溜まる位置が2箇所に限定されますが、使い勝手上は問題なしです。 一番右側は靴入れの棚があり、左2枚分は…

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701室玄関

インフィルのデザインをした701室の玄関です。 こちらの部屋は購入された会社さんが賃貸へ出す部屋で、2人暮らしの想定で大きめのLDKと個室1部屋とウオークインクローゼットを備えます。 玄関部分は私からの提案で、広めの土間を用意して自転車なども収納出来るようなスペースを作りました。 床の仕上げは墨モルタルと行きたいところでしたが、賃貸でどのような人が使うかがわからないため、一…

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501室個室

麻布十番コーポラティブハウス 501室の個室です。 床は黒のビニル床タイルで壁はいつもの塗装調白クロスです。 LDKは白の床、打ち合わせ室として使う個室は黒の床としました。 石川淳建築設計事務所

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ホテルオークラ東京本館に泊まってみた33 オーキッドルーム

8月31日に閉館したホテルオークラ東京本館宿泊記、最終回です。 閉館したオークラ本館宿泊記も最後の記事です。 朝食はエントランスラウンジ横にあるオーキッドルームで名物のフレンチトーストを食べました。 空間は、ロビーと全く同じデザインで、空間を楽しみながら食事を頂きます。 「予約しないと入れないこともあります」と部屋を取ったときに電話で助言されまして、宿泊予約と同時に朝食の予約…

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JUTAKU: JAPANESE HOUSES にハコノオウチ03・06が掲載

今日も金曜日。 英国の出版社PHAIDONから「JUTAKU: JAPANESE HOUSES」という小版の本が出版されました。 日本の住宅のファサードを集めた本で、当事務所で設計したハコノオウチ03とハコノオウチ06が掲載されています。 書店の洋書コーナーで是非!

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フレームキッチン

501室見返し側です。 オフィスユーズを意識したワンルームのためキッチンも即物的に壁向き、端にあります。 こちらはまだ仕上げ工事途中の写真ですがフレームキッチンのおさまりです。 梁下にキッチンが来ますので、レンジフードは薄型の物を使用します。 ステンレスキッチンの専門メーカーの松岡製作所製のキッチンでIHコンロを備えた巾180センチ×奥行き65センチで一応カウンタ…

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オフィスを意識したワンルーム

インフィルデザインを担当した501室のLDKです。 501室全体は80㎡ほどで、LDKをワンルーム式で54㎡、玄関脇の寝室を13㎡ほど、その他トイレとシャワールームを備えます。 コーポラティブハウスですので、お施主様によって内部のデザインや使用する目論見が違います。 ここ501は法人様が購入して、その会社がこちらに引っ越して来る予定となっていました。 そのため、オフィス使いに…

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麻布十番コーポラティブ エントランス

麻布十番コーポラティブのエントランス部分です。 赤の壁に沿って進むとオートロックがあり、その奧にエレベーターがあります。 壁の上端にはLED照明が施されていました。 共用部分のデザインは建築全体の設計者インターデザインアソシエイツさんが行っています。 インフィル設計者の私達は全体像を詳細には知らなくて、現場監理に訪れた時に「へえ、ここ赤なんだね」なんて気がついたりします。…

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麻布十番コーポラティブインフィルデザイン

今日から短気で「麻布十番コーポラティブ」のインフィルデザインをUPします。 私の出身事務所「インターデザインアソシエイツ」の全体設計の共同住宅で、各ユニットを私を始めインターデザインアソシエイツのOBや親交の深い設計者がここなっています。 コーポラティブハウスは普通の分譲マンションと違い、購入したい人が集まって組合を作り、コーディネーターさんの協力の下に土地の購入から設計建設を組…

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外構工事中

今日も金曜日。 福友産業さんモデルハウスの様子です。 右のコンクリートブロック塀を黒く塗装する予定ですが、長雨のため延期されています。 床面は黒のタイルを貼りました。 いつもはモルタル金ゴテですが、不特定多数のお客さんがご覧になりますので、「モルタルのクラックは味ですよ」と、すべての見学者へ説明出来ません。 それで、ここは一般的な仕様としております。 ちょっと前の…

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ホテルオークラ東京本館に泊まってみた31 軒天見上げ

メインエントランス側の軒天の装飾です。 普段の目で見ると装飾がないシンプルな物を良しとして見ていますが、凹凸に光と影が出来て夜景はこの方が綺麗に見えますね。 右側には本館の9年後に竣工した別館が見えています。 こちら別館見上げ。 同じデザインを蹈襲していますが、こちらは本館の横長にかまえたファサードと違い、背が高いイメージでした。

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ホテルオークラ東京本館に泊まってみた30 大倉集古館

8月31日に閉館したホテルオークラ東京本館宿泊記です。 メインエントランス側には日本初の私立美術館の大倉集古館があります。 創業者の大倉喜七郎の父の大倉喜八郎があつめた美術コレクションを展示するための場所で大正6年開館との事です。 初代建築は関東大震災で焼失し現在の建物は昭和3年に建築家伊東忠太氏によりつくられたそうです。 伊東忠太氏は築地本願寺や一橋大学兼松講堂の設計を行った当…

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ホテルオークラ東京本館に泊まってみた29 光壁

本館正面車寄せ側の光壁です。 外壁面とその手前に菱形の格子が浮いている二重レイヤーとなっていて本当に美しいです。 こちらは上層の客室窓の腰壁「なまこ壁」。 現代のホテルは正方形の滑出し窓が客室にひとつあるのが主流ですが、ここでは引き違い窓が客室に幅広く接し、開けることも出来るので夜の東京の音や空気を直に感じる事ができます。 その点も多くの外国著名人に愛された理由との事を聞…

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