長さ6m、3.5畳の玄関土間

ハコノオウチ04の玄関土間見返しで、左手がドアを閉めたアトリエです。 玄関土間は墨モルタル金ゴテ仕上げで写真奥のウオークインシューズクローゼットの扉から、撮影場所背面の壁までで6mほどの長さがあります。 アトリエで作品展覧会などを行った時に、訪れてた人が土間部分で作品を見たりする「たまり」ができるようにしています。 そのため、アトリエと靴クローゼットを除いた部分の土間の広さは3…

続きを読む

Tarcoさんのアトリエ

Tarcoさんのアトリエ空間です。 玄関土間と床はつながっていて土足で使う事ができます。 大窓に面していて、作品展示会などが行いやすい玄関付近としました。 天井にはピクチャーレールを付けて作品をつり下げられるようにしています。 閉めるとこんな感じで空間を仕切れます。 布を織る作業から手作りで作業を行うアトリエのため、糸切れが飛び散らないように閉めたり、展示のたために開け…

続きを読む

青森・青木淳氏の青森県立美術館へ04

青森県立美術館・エントランスを入ったところ。 ここの空間は撮影okとの事です。 壁には美術館を計画したときの青木氏のスケッチが貼ってありました。 真ん中には模型があります。 トイレも拝見、綺麗なサッシュ枠です エントランスホール脇の動画の展示です。 外観のレンガ仕上げのトンネルで外部用の防滴照明が即物的に付いていました。

続きを読む

桜を見る二世帯住宅の今年の様子

今日も金曜日。 4月に入っても各現場は「超」職人さん不足で工期がおくれています。 色々なメディアでも報じられていますが慢性的な職人不足の上、オリンピック需要、消費税駆け込みなどのため、住宅の現場はしわ寄せを受けています。 これからの時代、いままで経験をしたことのない状態が続き、さらに工期が長くなってゆきそうです。 さて、東京は桜のシーズンも終わりましたが、写真は二世帯住宅へ増築を…

続きを読む

アトリエとつながる玄関土間

玄関ドアを入り、右に進むと引き戸で隠されたウオークインの靴入れがあります。 玄関土間には主に子供達用の小さな上がり口がこの写真の左奥にあり、手前側に大人用の大きな玄関上がりがあります。子供達が靴を脱ぎっぱなしで置いていても、裏手の子供玄関ならあまり見えてこないようにしています。さらに学校や習い事の道具や手提げ袋などを、この靴入れや子供玄関側の壁に掛けたりと、収納出来るようにしています。…

続きを読む

玄関ドアはリクシルのDDを使用

玄関ドア前です。 黒の外壁に白のポーチ庇と白のドアを組み合わせていまして、ドアはリクシルのDDというドアで、余計な飾りのないシンプルな物で、押し棒型のハンドルを選んでいます。 ドアの横には壁を少し彫り込んだストライプをつくり、白いガルバリウムを貼り込みインターフォンとポスト口を収める場所を作っています。 表札もこの部分に付けます。 石川淳建築設計事務所

続きを読む

延焼の範囲外の大窓

外観は黒い四角い外観に白の庇ポーチが突きだした形というシンプルな形状にまとめています。 2.5世帯住宅ですが玄関は1箇所で、玄関ドアは延焼の範囲内にはいるためアルミの既製品の中からシンプルな物を選んでいます。 正面の大窓は一辺が2.8mあり、木押渕で硝子をはめ込み、外の枠は板金で収めて、コストを押さえて大開口を作り出しています。 この部分は1階にあることから、隣地境界、…

続きを読む

2.5世帯住宅ハコノオウチ04

今日からは「2.5世帯住宅ハコノオウチ04」の竣工写真をお送りします。 この家はご夫婦+お子さん3人+夫婦の母様+夫婦の妹さんの7人家族で、さらに布作品を作るアトリエ空間が併設された住宅です。 外観はいつもとは違った黒の塗装仕上げ。これはお施主様のご希望で、以前お住まいの家に黒が使われていて、とても気に入られていたそうで、それを継続して黒い外観としています。 外観の大きな窓…

続きを読む

「片づけたくなる住まいのつくり方」にハコノオウチが掲載

今日はおしらせです。 エクスナレッジから「片づけたくなる住まいのつくりか方」が出版されました。 P100からP105まで当事務所で設計しました「ハコノオウチ」が掲載されています。 全編収納のための特集本ですが、空間性を損なわずに実現した住宅が多く掲載されていますので、書店で是非ごらんになってみてください。 石川淳建築設計事務所

続きを読む

光を楽しむ家・夜景

光を楽しむ家・オウチ30は今日で最終回です。 最初にお施主様ご夫妻と会ったが2007年の夏でした。 すぐに案のご提案を行い、実施設計が終わったのが2008年の3月。しかし、設計が終わるとほぼ同時に、お施主様ご夫妻が海外転勤に出る事になってしまいました。 3年ほどは戻れないだろうと言うことで、設計図はその間寝かせて置く事になりまして、その間は購入された敷地の様子を見に行ったりしな…

続きを読む

外観夜景

オウチ30光を楽しむ家、内部を廻ってきて、最後は夜景です。 道路面は東向きで、右の面が南面です。 南に大きな窓を取ろうとするのが一般的ですが、南には階段の横スリット窓のみを採用しています。 東面の玄関のポーチの上の明るく光が漏れているはめ殺し硝子の中がバルコニーで、その先にリビングがあります。夜間はリビングの明かりがここから漏れてくるようにデザインしてあります。 こち…

続きを読む

ヘリンボーンのフローリング

地下のAVルーム、フローリングはヘリンボーンになっています。 当初普通の長手張りでしたが、お施主様ご希望により採用。 通常の貼り方より費用がかかるのでなかなか採用する機会がありませんが、今回は実現できました。 やはり、雰囲気が変わって独特の良い感じが空間に出ました。 天井は1階の床を支えるコンクリートスラヴ表しで、壁は白のクロス貼り。木ルーバーの壁とヘリンボーンのフローリング…

続きを読む

地下室では水回り設置は避けて

黒の壁の裏側は壁面収納になっています。 DVDパッケージやゲームなどの収納と、このスペースには冷蔵庫も設置します。 地下に部屋を作る場合は水回り(洗面、キッチン、トイレ)などを設置するとポンプアップの設備が必要で、また大雨で下水が溢れるときに逆流するなどのリスクがあります。そのため、なるべく水関係設備はつくらず、冷蔵庫を置いて飲み物を置いて頂く程度の方がコストバランスが取れていると考…

続きを読む

青森・青木淳氏の青森県立美術館へ03

青森の青木淳氏設計の青森県立美術館 雪を避けてくれる大きな庇の下がアプローチになっています。 エントランス正面。風避室も白い空間。 美術館へ来るとドアのディテールをやっぱり見てしまいます。 自動ドアのエンジンを軒天に隠したディテールが綺麗です。 「建築のデザインは開口部のデザインに尽きる」と学生時代に誰かに聞いたのを覚えています。 スチールのフラットバ…

続きを読む

富士山見下ろし

今日も金曜日。 週末は例によってお打ち合わせが連発。 さて、写真は先日長崎出張へ行ったときの行きの飛行機から撮った写真。 傘雲のかぶった富士山が斜め上から見下ろせました。 何度か富士山上空は見ましたが、こんなに綺麗に見えたのは始めて。窓際席を取ってよかったです。 写真右下にはスキー場があるのが見えて、広角で下を収めて撮ってみました。 石川淳建築設計事務所 ーーー…

続きを読む

地下AVルームには自然光を

地下のAVルーム。この住宅の一番奥深くの部分です。 正面の黒の壁に大型テレビを取りつけて、左の白壁の下の扉内にDVDなどの機器類を収めます。 リモコンの受光部はテレビに付いている機種を使用してスッキリとテレビだけ見せるようになります。 黒壁の右上は1階の窓で、玄関、子供室につながった吹抜。ここから地下AVルームは採光をとっています。 エアコンは黒壁の最上部に取り付けて…

続きを読む

さらに半階降りてAVルームへの階段

再び寝室のドアの外です。 階段の踊り場的な高さが寝室で、さらに降りるとAVルームへ続きます。 上に見える階段は1階から2階へあがる部分を見上げた様子で、玄関ポーチのFIX硝子からの光が寝室のドア前を明るく照らします。 寝室から5段さらに降りるとAVルームのある最下階です。 階段の先には書斎コーナーが見えています。 石川淳建築設計事務所

続きを読む

階段下の書斎

地下の階段下の書斎コーナーです。 幅は80センチほどでカウンター奥行きは30センチほどですが、長さは3mほどあります。 地下は夏涼しいですから、夏場にここに隠って読書やパソコン作業などが快適そうな場所です。 階段越しに玄関ポーチ前のFIX窓と2階のバルコニーのFIX窓が見通せますので、地下といっても閉鎖感はあまりありません。 石川淳建築設計事務所

続きを読む

地下クローゼット

地下の寝室からウオークインクローゼットへ入ってきました。 右の階段を下りて入りまして、壁一面収納となっています。 正面壁の上には高窓があり、自然光も入りますので、真っ暗にはなりません。 湿気対策で壁付けの除湿機を窓横に付けています。 こちら見返し。 左の階段が寝室から降りる階段で、クローゼット内には書斎コーナーを設けてあります。 石川淳建築設計事務所

続きを読む

青森・青木淳氏の青森県立美術館へ02

青森の青木淳氏設計の青森県立美術館。 バス亭を降りるとすぐ見えました。 この美術館は公開コンペで設計案が選ばれて作られましたが、私も当時勤めていた事務所でコンペに参加しました。我々の案は落選したのですが、入選案が公開され山内丸山遺跡の発掘現場から着想した、という「トレンチ」を各所に引用した提案書だったのを覚えています。 完成したらいつか見に来ようと思いつつ、なかなか機会がつかめ…

続きを読む