地下寝室前・階段室から光を落とす

地下の寝室前です。 階段室を1階から降りて、踊り場的なレベルで主寝室へ入り、さらに手前方向の下階へ下りるとAVルームにつながります。 ルーバーは地下から2階の天井までつながっていますので、長いところで全高8.9Mにもなりルーバーの南側は階段室、北側が寝室やAVルームとなっていて、階段室の光を各室へ演出しながら届けます。 写真上部は2階の透明ポリカーボネート床越しに天窓の空が見え…

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青森・青木淳氏の青森県立美術館へ01

先日、青森県へ住宅展へ出かけた際に、1日早く出かけて青森県立美術館へ行った様子。 東京上空です。翼の先端の上に小さく富士山が見えます。 青森空港は雪のため、条件付の羽田出発です。着陸できるかわかりませんが・・のアナウンスでしたが、無事到着。 空港の近くだったのでタクシーで行くことにしました。 タクシーの運転手さんの華麗な雪道ドライブを堪能。FRの車で上手いこと。 …

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町屋改修・ハコノオウチX・オウチX 工事中

今日も金曜日。3月も少しだけです。 町屋の改修は待ちに待った玄関のスチールサッシュが付きました。 去年の秋に発注かけて、施工図が届いたのが2月だったか・・・消費税アップのための建築業界の混乱は東北大震災の時より深刻で、スチールサッシュの遅れや断熱材の不足、合板不足や職人不足、キッチンパネルの不足まで生み、3月の2回の大雪でキッチンメーカーの工場が倒壊しキッチン納期が1ヶ月以上も先…

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木製縦ルーバー・施工写真

階段室(といっても部屋として区切られていませんが)と廊下の仕切を木製縦ルーバーを使って仕切っています。裏側が地下への階段、手前は1階の廊下です。 縦ルーバーは105mm×25mmで白の拭き取り塗装としています。 ピッチがばらばらにならないように木の丸棒で串刺しにして固定してあります。 縦の木ルーバー越しに光が入り、美しいグラデーションが出ます。 和を感じもしつつ、和風でもない…

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地下の寝室へ階段を下りる

リビングから階段を下りて地下の寝室へ向かいます。 写真の上は透明の床を張った2階のリビングの廊下部分で直階段を下りて、廊下をぐるりと廻って写真の位置から地下へ降ります。 「光を楽しむ家」とタイトルを付けているように、天窓やリビングのバルコニー、玄関ホールからそれぞれの光が時間や季節、天候によって少しずつ違ってはいります。 隣家の植物の影を借景している横連窓。 防火サッ…

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キッチンから見るリビング

キッチンから見たリビングです。 左のレンジのさらに左が冷蔵庫置き場。 作り付けのダイニングテーブルは人造大理石貼りで、お子さんと二人でサッと済ませる朝食などはここを利用します。 ペンダント照明の下がっているあたりにダイニングテーブルを別に置いて、そちらがメインのダイニングとして利用しますが、こちらの人造大理石のテーブルは、朝食程度のほか、パソコンのスペースとして利用するのと、お料理…

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オーダーキッチン

キッチンはリビングの隅で壁付け配置です。 奥様とオーダーキッチン屋さんと色々相談した結果、壁にキッチンを付けて、リビング側に冷蔵庫とコンベックを収めて、テーブルを配置して、パンをこねたり、パソコンを置ける配置にしました。 白で統一したキッチンですが、天板、レンジフード、壁付けの棚はステンレス製として揃えています。シンクは「50度洗い」ができるように二つに分かれていて、水栓がどちらにも…

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金沢にふらっと建築見に・谷口吉生氏の鈴木大拙館へ08

金沢にふらっと出かけた様子も最後。 鋼製建具と、内側の木製建具の枠廻りディテールがまた綺麗。 木建とアルミの上枠の取り合わせ。 内外を隔てる自動ドア(引き戸)の下枠。室内と室外をまたがる溝に硝子の隔てが付いてました。 溝は通したいし、内外の空気は切らないといけないし、担当者としてはまようところでしょう。 手摺りの交点も気を使っています。 …

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CR-Xで板橋の現場へ

今日も金曜日。 三連休なれど仕事です。 写真は板橋区で進行中の中庭のあるスキップフロアの家です。 大工さんは年配のベテランですが、iPADを持参していて、「詳細図はここにメールちょうだいね」との事。IT使いこなしていて、すばらしい。 石川淳建築設計事務所

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壁面収納のあるリビング

当初テレビを木ルーバーの壁に「吊る」案を考えていていたのですが、リビングの収納量をUPしましょうとの打合せの中で、北面の壁を全面壁面収納にして、その中にテレビも収める事にしました。 壁の引っ込んだ部分にテレビを壁掛けに、下台部分にHDレコーダーなどを収めます。 壁面収納左下の床際の横スリット開口は自動掃除機ルンバの格納庫です。ここから発進してリビングを掃除します。 キッチン…

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バルコニーとリビングを近く

一般的に屋上バルコニー的なご要望が多いですが、建物屋上のバルコニーをはたしてどれくらい利用するものでしょうか?洗濯物干し場には使えますが、お子さんを遊ばすにも目が行き届かず心配です。 やはり、リビングから見えるところに小さくてもバルコニーがあると、植物を飾って見たり、ちょと出てビールを飲んだり、と、生きた場所になると思います。 また、隣家の目が気にならない壁の工夫がしてあると、窓にカ…

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リビングバルコニードアの工夫・月が見え

バルコニーへの入り口ドアです。 アルミの框ドアを使用していますが、「見えがかり」が美しくないのが既製品ドアの厳しいところです。1階の廊下の框ドアも同じくですが、室内側に木製の框網戸を付けてドアにかぶせて、全体と調和した姿になるように工夫しています。(手前左に開いた状態の網戸のこと) 囲まれた庭になりますので、周囲からの視線もはいらず、プライベートな空が見えます。 奥様からもらっ…

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インナーバルコニーと透明床

光を楽しむ家「オウチ30」の2階リビングです。 外観ファサードにあった硝子の窓のように見えていた場所がこのバルコニーです。 2階のリビングの東端にあり、床はデッキを敷き込んであります。 道路から内部が見えないように硝子のスクリーンにタペストリー帳飛散防止フィルムを貼り、その内側をバルコニーとしていまして、屋根は無く空が見えています。 バルコニーの左側に出入り口があり、室内…

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金沢にふらっと建築見に・谷口吉生氏の鈴木大拙館へ07

金沢市の鈴木大拙館 水盤に浮かぶ思索空間に入ります。 右の回廊からアプローチ。 3方に開口があり、黒の壁の上はコンクリート打放シ仕上げ。 際には間接照明がほんのりと灯されてました。 緑を切り取る開口。 静かに座って空間を感じ取ります。 鈴木大拙館公式WEB http://www.kanazawa-museum.jp/daisetz/inde…

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屋根の形を出した2階リビング

2階のリビングの天井は外観の屋根の形をそのまま室内に表しとしています。 天井高さは中央の高い位置で3.6m、両側壁の低い位置で1.9mのメリハリを付けた計画としています。 左の壁はテレビを取りつけ、HDレコーダーなどを置く壁面収納。 正面は右がバルコニーで左部分は床を透明ポリカーボネート板を使用して1階と地下に光を落としています。 方位は正面が東面になるため、リビングには朝の…

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リビング木製ルーバー

2階のリビングです。 1階、地下につながるルーバーの裏側の階段を登るとリビングダイニングの空間です。 正面が南方向で、3つの天窓と左のインナーバルコニーから採光しています。 天窓は2つが電動開閉式で、換気もできるようにしています。 階段室の煙突効果で地下の寝室や子供室から空気を取り入れ、夏場の環境に対応できるように考えています。 石川淳建築設計事務所

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高さ9.1mの木ルーバー壁の階段室

2階から階段を見返し。 木ルーバーの壁は2階の天井から1階の床を超えて地下の床まで立ち上がっています。 全体の高さとしては9.1mの高さになります。 写真正面の1階の曇り硝子の外は玄関ドア外のポーチ部分。 2階の黒のデッキのある部分はバルコニーです。 天窓と前記2箇所の開口から入る光が階段室の木ルーバーを通して建物全体へ行き渡ります。 石川淳建築設計事務所

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2階リビングへの階段

2階リビングへ階段を登ります。 木ルーバーと白い壁に挟まれた階段は鉄製で段板には木を貼っています。 左の壁は玄関から見通せるた横スリット窓で乳半フィルム貼りとなっています。 南向き屋根の天窓から光を落としています。 石川淳建築設計事務所

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町屋改修・ハコノオウチX・ハコノオウチ06竣工・オウチX

今週も金曜日。 週末は地方出張で福島のハコノオウチ06の引き渡しと撮影。雪の予報に切り替わってしまい、どうしたものだか困ります。 さて、現場だより。 都内の町屋の改修です。スチールサッシュの到着待ちのファサードには瓦を再利用した下屋が付きました。良い雰囲気で仕上がりが楽しみです。 内部は古い小屋組を見せた仕上げ。ボード貼り作業と造作工事が進んでいます。 こちらは…

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