猫と暮らす家にリフォーム

先日お伝えした猫のためのキャットウオークをマンションの1室に計画する仕事の竣工写真をお伝えします。既存の部屋の玄関ホールと書斎室を巡る猫のためのキャットウオークをデザインして取りつけるシンプルな仕事です。 マンション暮らしであまり外出の無い二匹の猫のための楽しい散歩道となるようにと。 こちらは工事前の玄関ホール、マンションですので入るとすぐ廊下があり、各室へのドアがあります。…

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子供室への廊下

子供室へは木ルーバーの廊下を直角に曲がって入ります。 途中の黒いドアはトイレで、写真手前に進むと子供室へ入ります。 石川淳建築設計事務所

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隣地の植木の影を借景

廊下と2階への階段の様子です。 左の横スリット方向が南方位になります。 南の隣地は旗竿敷地で、竿の部分になり、建物はほぼ建ちません。 こちらの敷地境界に沿って植物が植えられていますが、その影を横スリット窓から切り取って借景しています。 横スリット窓は透明ガラスにフロストフィルム貼りとして乳白に近い半透明な仕上げ。 隣地の木々が影として硝子面に写り、時間や季節の移り変わり…

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木ルーバーのある玄関前廊下

玄関前の廊下と階段の間は木製縦ルーバーで仕切られています。 正面のフロストフィルム貼り硝子FIX窓と、ルーバー越しに届く光で照度をとっています。 石川淳建築設計事務所

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フロストフィルム貼りの硝子まど

玄関をちがう角度から見ます。 右の硝子FIX窓はフロストフィルム貼りとして、玄関ドア外の様子が薄く見えるような処理としています。外の気配が伝わると同時にフィルム貼りとした事で防犯性をアップしています。 硝子自体をフロストガラスとする場合と、今回のようにフロストフィルムを貼る場合とありますが、今回はフィルム貼り。 硝子自体をフロスト加工する場合は硝子が本来持っている緑色の色味が出…

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青森県八戸市で住宅展に参加・2月22日23日

本日2月22日と23日に青森県八戸市のイオンモール下田の2階イオンホールで住宅相談会へ参加します。 http://www.asj-net.com/event/data.php?eventid=151-37 八戸付近で家造りをお考えの方、9人の建築家がお待ちしてます。 石川淳建築設計事務所

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ハコノオウチ03が新建築住宅特集に掲載

今日も金曜日。雑誌発表のお知らせです。 新建築社から発売の「住宅特集」2014年3月号にハコノオウチ03が掲載されました。 http://www.japan-architect.co.jp/jp/backnumber/result.php?x_book_search=1&book_name=JT&book_year=&x_page=1 下の写真は撮影風景で、掲載写真を撮って…

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玄関と吹抜、ウオークインシューズクローゼット

こちらは玄関奥の様子。昨日の写真正面にあった窓方が写真右の窓です。 黒のカウンターは飾り棚で吹抜の硝子FIX壁の手前にあり、その手前左手はウオークインシューズクローゼットです。引き戸で開け閉めできて、中で直接靴を脱いで上がることができます。 お子さんなどはこちらで脱いで入ってもらい、正面の玄関上がりがまち側は綺麗に保てるようにご希望を受けて計画しました。 ちなみに玄関横吹抜は、…

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地下への光井戸に面する玄関ホール

玄関ドアを開けて入った玄関ホールです。 タイトルにある「光を楽しむ家」ですが、各所に光を取り込むための工夫がちりばめられていて、玄関ホールにも工夫があります。 正面の硝子FIXの壁の向こう側には北立面にあった硝子窓があり、直射日光とは違った柔らかい光が玄関ホールを満たします。玄関ドアを開けて入ってくると、正面にこの写真の場面が見え、控えめな玄関タタキの面積ながら窓までの奥行きを見…

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二重のドアで防犯性をアップ

玄関ポーチ前です。 左のドアが玄関ドアで、右の階段下のドアがシャッター横の「門」扱いのドアになります。 共に電気錠を装備して、2階のリビングから解錠できるようになって、門をはいって階段をあがり、玄関ポーチ前でさらにドアを入る構造です。 道路からはこのポーチは1.7m高い位置にありますので、このポーチに立つと、道路を見下ろす位置関係になります。視線の移動で上り下りを楽しめ、また、外か…

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車庫シャッターと玄関ドア

建物正面のシャッターと玄関ドアの取り合いです。 シャッター付の駐車場がご要望にありましたので、シャッターを付けるための壁をコンクリート打放シで建物前面に設けたデザインとしています。 車庫シャッターを設ける時にデザイン上気をつけるのは玄関ドアとの関係です。 玄関ドアとシャッター開口が別々に並ぶと、バラバラな感じになってしまい、外観デザインがまとまりません。 そこで、今回はシ…

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金沢にふらっと建築見に・谷口吉生氏の鈴木大拙館へ05

展示室の中も撮影はOKとの事でしたが、展示品自体は遠慮した方が良さそうに思いましたので、展示室の写真はありません。 展示室を抜けて、関連書籍の閲覧ができる部屋へ。 正面に開口があり、薄暗い中に緑が美しく演出されて見えます。 外はこんな具合で散策路が巡っています。 障子のレールの納まりを熱心に見ていると、館の人が「こういう部分が珍しい物ですか?」と尋ねてこら…

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猫のためのリフォーム

今日も金曜日。 写真はあるマンションの1室にこの猫のためのキャットウオークを作るために下見に行った時の写真です。完成したキャットウオークを猫たちが楽しそうに歩いています。 完成写真を整理して公開します。 石川淳建築設計事務所

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地下に窓を設ける1階FL設定

1階の床高さは道路レベルから1.7mほど上がっていて、シャッター横の扉(門)を入って外階段を上がり玄関ドアへ到達します。 この1.7mの差を利用して、駐車スペース側に地下室の高窓を設けていますので、地下階も自然光が入り、また自然換気も可能なようにしています。 地下の躯体の最上部は逆梁を採用してスラヴを貼り、間の空間を水回りのパイプスペースとしています。また、梁高と1階床仕上げの合…

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新・オウチ30 地下緩和を使った光を楽しむ家

今日から新しい住宅の竣工写真を公開です。 場所は東京都23区内の住宅街で、少ない容積率(100%)と建ペイ率(50%)、厳しい1種高度規制のかかった敷地です。 建物は木造2階建てですが、地下室があり、少ない容積率をカバーする形としています。 地下の居室はその天井高さが平均地盤面から1mの高さ未満であれば延べ床面積の1/3まで容積率から未参入にする事ができますから、総2階+総掘り…

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新しい寝室

桜を見る二世帯住宅の最終回です。 写真は増築棟の廊下から見た既存棟のリビング。 既存のリビングから見ていた時は玄関先の空中だったところからリビングを見返している状態なのでなんだか不思議な感じがします。 増築棟の2階レベルは初期設定時から階段1段分既存リビングから下げて設計していたので、黒のフローリングの先のリビングは1段上がっています。 左のドアが寝室。 新しい…

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金沢にふらっと建築見に・谷口吉生氏の鈴木大拙館へ04

エントランスから暗い廊下を進みます。 (写真は廊下でエントランス方向を見た様子) 暗い廊下の途中に明るい一角が庭に開いています。 廊下の右側の明るい部分が前写真部分です。 さらに奥にはほんのりと何かが照らされているのが見えます。 廊下突き当たり。 鈴木大拙氏の写真が、薄暗い中に照らし出されていました。

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金沢にふらっと建築見に・谷口吉生氏の鈴木大拙館へ03

エントランスホールです。 受け付けで聞きましたら内部の撮影OKとのこと。 入った正面に庭に面したFIX窓があり、エントランスのドアを開けると正面に見えるように枯山水に緑が植わっています。 こちらはトイレなどですが、エントランスドア入ってすぐ右手。 受付カウンターを超える前の外側にありました。 木目とRC打ち放しの対比が綺麗で丹精です。 コーナーにある、…

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長崎に敷地を見に

今週も金曜日。 さて、写真は先日長崎へ行った時の模様。 東京から長崎へお引越されたご家族のための住宅提案のため、敷地を拝見しに行きました。 始めて行った長崎ですが、コンパクトな町でびっくりしました。 空港バスを降りて川沿いをあがって行くと眼鏡橋があり、さらに上ってゆくと計画敷地のある地区へ徒歩で行けました。 路面電車の多さに、また驚き。 帰りは例によっ…

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子供室 飾り窓

子供室内部です。 北側の部屋ですので、天窓を作って明るさを確保しました。 また、開放クローゼットとの壁に飾り窓を付けました。 この窓は硝子が入っていて、はめ殺し。 奥様のご希望で作りまして、参考に見せて頂いた写真をベースに大工さんに枠を作ってもらいました。 飾り窓の先にはリビングが見通せます。 子供室からリビングが見えるのは良いことだと思いますので、窓を付けて大正解で…

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