ハコノオウチ03 外観夜景

ハコノオウチ03最終回です。 夕景の外観は青い空が白い外壁に映り込んで綺麗です。 お施主様ご夫妻はデザインに理解がお有りで、オリジナリティの高い住宅を望んでおられたと感じました。また、「石川さんらしい作品にしてください」ともおっしゃっていただき、腕をふるって設計しました。 また、海の近い比較的温暖な気候も大判単板硝子窓の採用などを後押しし、明解な空間構成、デザインの助けになりま…

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夜景・外から

仕事室の様子を外から。 硝子は大判になりすぎないために数分割してシールで繋いでいます。(スチールパイプのV型筋交い手前) 単板硝子でなければできないので今回はお施主様と相談してた結果、透明感を優先して決定しました。 石川淳建築設計事務所

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仕事室から見上げ夜景

仕事室のある最下レベルからの見上げです。 建物の北の外壁の内壁まで見え、建物内の最長の部分を見せて広く感じさせています。 ダイニングとは吹き抜けてつながっているのですが、直接は見えすぎないようにスキップフロアの床の高さを調整しています。 石川淳建築設計事務所

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リビング夕景

ハコノオウチ03のリビング夕景です。 リビングから夕刻見返すと、透明な床からは下階の明かりが見え、またバルコニーの向こう側には行灯(あんどん)のように光階段室が見えます。 家の中で明かりを灯すと、どこからかその光が廻って見えてきて、どこに人がいるのか何となく伝わります。 石川淳建築設計事務所

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ポルトガル建築見聞・ポルトの近代美術館

アルヴァロ・シザ設計のポルト近代美術館へ。 ポルト大学建築学部から徒歩で行きましたが、結構歩いてます。 道路に面しては普通の家のように「塀」があって、美術館の外観は道路からあまりみえません。 ポルト大学から歩いて行くと、美術館の裏側に到達するかんじなので、ぐるっと表にまわらないと行けません。海外旅行は歩く力が必要です・・・ このような回廊を通ってアプローチします。 …

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施主の個展のおしらせ・中里宝子「TARCOのテサゲ」展

今日も金曜日。 おしらせをひとつ。 布作家「TARCO」さんとご家族の家を設計監理しています。 そのご縁で頂いた作品展の御案内です。 明日10月26日(土)から31日(木)までの6日間、東京のJR吉祥寺駅から徒歩のPromenadeにて作品展示展が行われ、購入も可能とのこと。 台風が去った日曜に吉祥寺へお出かけはいかがでしょう? http://www.n-tarc…

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バルコニーと室内のつながり

屋上バルコニーを作るときはできるだけリビングから行きやすく、精神的に近い関係に計画します。 単純に屋上があるだけでは上がらなければ使えませんが、このようにリビングからバルコニーが見えていれば、椅子を置いたり、植物を置いたり、それを見上げてバルコニーを目で楽しむことができます。 こちらは夜景の様子。 夜風に当たりながらのお酒も進みそうです。 石川淳建築設計事務所

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プライバシー守る屋上バルコニー

屋上バルコニーです。 屋上バルコニーを作るときは極力隣家から内側が見えないように作ります。 これは、設計者自身の性格かもしれませんが、隣家から丸見えの場所でリラックスして過ごせないと思うからです。 開放感を獲得しつつ、室内採光に貢献して、さらにプライバシーも確保したい。 そう考えて計画しています。 石川淳建築設計事務所

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屋上バルコニーへ

キッチン背面の階段を上って屋上バルコニーへ上がります。 右手のバルコニー方向が南なのですが、この窓から入った光が左の白の壁に当たって、バウンド光として、キッチンやリビングダイニングへ回るように計画しています。 石川淳建築設計事務所

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キッチン収納・屋上への階段からみ

ハコノオウチ03のキッチン背面収納箱棚と階段です。 キッチン背面家電の置き場(電子レンジなど)のレベルから屋上への階段が上ってゆきます。 写真奥の箱の端部は壁に固定して地震時に箱が倒れないようにしています。 石川淳建築設計事務所

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ポルトガル建築見聞・ポルト大学建築学部つづき

アルヴァロ・シザのポルト大学建築学部つづきです。 敷地は塀等が無くて、自由に立ち入れました。 外構のデザイン 落書きがあります。 窓からのぞいた教室の様子。 ドアは開いていましたが、さすがに勝手に建物には入りませんでした。

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ポルトガル建築見聞・ポルト大学建築学部

アルヴァロ・シザの代表作のポルト大学建築学部です。 コールハースのウイリーシアターから結構な距離を歩いて行きましたが、ポルト中心から少し南下し、クルマでのアプローチに向いているような場所でした。 この日は12月の20日過ぎあたりのせいか、平日ですが休校のようです。 素っ気ない庇の付き方が印象的。 建物裏手。斜めの窓は階段でしょうか。 裏手はちょっ…

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スカイツリーをやっと間近で見ました

今日も金曜日。 週末はいつもの通りお打ち合わせや取材の立ち会いなどなど。 さて、スカイツリーの竣工後、始めて間近で見る機会がありました。 展望台は未だにチケット購入1時間待ちとの事で、下から見るだけ。

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床レベルの違いを利用したキッチンカウンターと収納

キッチン背面方向です。 リビングのフローリング床が回り込んでキッチン背面のカウンターの役目を果たします。 フローリング床の下は分別ゴミ箱等を奥スペースで、床面は電子レンジ等を置くスペースになります。 取り戸棚(戸は無いですが・・)はスチール筋交いの後ろ側に大工工事で箱を製作して足をつけて浮かせています。 置くに見える階段は屋上バルコニーへ上がる階段です。 石川淳…

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シンプルキッチン

キッチンの側から見ます。 ステンレスの天板をキッチンパーツとして購入し、下台は大工工事で製作しています。 この撮影のあと、入荷の遅れていた食洗機を収めて完成しました。 石川淳建築設計事務所

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透明床・階段4種

ここに写っている4つの階段はすべて木造で、コストを絞りました。 白の階段は蹴込み板無しの断板だけを壁と壁に渡したもので、ここからあがる2階のダイニングのレベルの踊り場はポリカーボネートの透明床として下階の洗面スペースに光を落とします。 さらに透明床からキッチン後ろのリビングレベルへはささら板式の階段で上って右に折れて、ささら板が断板の下にある階段で屋上バルコニーへと続きます。 …

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現場各進行状況

三連休最終日ですね。 現在進行中の現場だよりまとめです。 こちらは三鷹市役所で完成検査を受けた際に役所からもらえるポスター。 無事頂けました。 こちらは都内で行った地鎮祭。今月着工予定で進行中。中庭のある住宅が施工開始です。 こちらは逗子で進んでいた増築工事。左が2006年竣工部分、右が新しく増築した部分 ダメ工事が少し残っています。 世田谷…

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ポルトガル建築見聞・ボン・スセッス通りの市場

ボアヴィスタ庭園から南へ歩いてシザの大学を見に行く途中。 ボン・スセッス通りの途中に興味深い建物を発見。 中に入ってみると、市場でした。 側面の窓からの光が自然な内部の明るさを保っています。 側面窓は型硝子。 ハトが休んでいます。 石川淳建築設計事務所

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