ポルトガル建築見聞・レム・コールハースのウイリー・シアター01

ポルトの中心ボアヴィスタ庭園の前にあるレム・コールハース設計のウイリー・シアターです。 コールハース氏の作品を見たのはこのときが始めて。 「地面の上に白い塊が落ちてきて、地盤が重さでめくれ上がったような感じ」といった外観です。 圧倒的な存在感で、町並みからは浮いていますが、外壁の色がほんのりベージュ色っぽく、古い街区のファサードともすくなからず調和しているようにも見えま…

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MY HOM 100選Vo.13にオウチ15静岡の二世帯住宅が掲載

今日も金曜日。あっという間に8月も終わりです。 さて、扶桑社さんから先週23日に発売された「MY HOM 100選Vo.13」にオウチ15静岡の二世帯住宅が掲載されました。 2011年に掲載していただいた記事の再編集ですので、お見逃しされた人は是非書店で! 石川淳建築設計事務所

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スモールオフィス内部

スモールオフィス内部です。 床は墨入りモルタルとし、土足でも使用できるように仕上げています。 壁は白のクロス貼り。 正面の浮いているボリュームは半階上がった1階側から使うトイレで、床下部分を有効活用するため浮かせています。木造なので、柱が上下に繫がり、2階の床を支える1本になっています。 右の窓の上の出っぱりはブラインドを付けるための部分と上部に蛍光灯を流して間接照明としてい…

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竣工写真は上田宏さんです

1階のオフィスの写真で、右上の黒いドアが玄関ドアです。 ハコノオウチ03の竣工写真は右下にキャプションがある建築写真家の上田宏さんに撮影してもらいました。キャプションの無い写真は石川淳建築設計事務所の自前撮影です。 今回の撮影は5月ごろでしたが、朝から夕景まで長い時間かけて頂きました。 夕景待ちの間には昔話をしたり、最近撮影された仕事の話しなどをお聞きして過ごします。 …

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仕事室から見るモルタル階段

1階オフィスの内部からアプローチを見返したところです。 外構の階段はコンクリートの上墨モルタル金ゴテ仕上げ。 硝子の中の階段は普通モルタル金ゴテとなっていて、内外で仕上げ色を変えています。 仕切の硝子の足元はメンテナンス性優先のため隙間を多めに取って階段の断面が見えるような形で収めています。 石川淳建築設計事務所

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スチールパイプによるブレース

ハコノオウチ03の1階部分道路側面は1面硝子のはめ殺し窓としています。 上地盤面レベルの土台の梁せいを上げてキャンチで突き出し、これにガラス面上の梁をかけています。 柱は無しとし、筋交いをスチールパイプでV型に取りつけています。 スチールパイプは基礎にボルト止めのため、硝子足元に土台は無く、また、サッシュは既製品を使わず、大工工事で枠付け、硝子をはめ込みのため、コンクリート…

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ポルトガル建築見聞・ボウサの集合住宅03

ボウサの集合住宅の裏側。 ポルトの街に対しては裏側ですが、こちらに面して鉄道の駅(Lapaラパ駅)前です。 こちら側は素っ気ないファサードで、落書きだらけでした。。。 再び側面へ。 数棟を串刺しに抜ける通路です。 奥に階段が見えます。 薄い階段はコンクリートで、スチールパイプの手摺りがありました。 34mm∅と27mm∅の組み合わせくらいに感じました。 …

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事務所の窓からの風景88

今日も金曜日。 週末は福島県で地鎮祭と東京でプレゼンお打ち合わせです。 窓の外には猫がすっかり通らなくなりまして、かわりにハト。 事務所公式WEBのTOPページ写真を更新しました。 石川淳建築設計事務所

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敷地高低差を生かした計画

敷地は前面道路から1.4mほど上がって、さらに緩やかに奥に向かって上がっている敷地でした。 道路レベルに駐車場をとり、クルマを見渡せるように同じレベルにオフィススペースをとりました。 建物西側の外交階段を上がって上のレベルの玄関ドアから建物に入ります。 石川淳建築設計事務所

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クルマを眺めるスモールオフィス

白の外壁と黒のドアや見切り金物などの構成でモノトーンの外観としています。 1階部分が硝子張りの部屋ですが、この部分がご主人のためのスモールオフィスです。 オフィス手前は駐車スペースとなっていますが、自動車関係のお仕事のご主人のクルマを駐車し、それらを眺められるような計画としています。 正面の縦スリットは2階のリビングの窓です。 石川淳建築設計事務所 ーーーーーーーー…

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新 ハコノオウチ03・ハコ型のSOHO

今日からは新しい住宅「ハコノオウチ03」を掲載してゆきます。 ハコノオウチは四角い箱型の外観を持った家で、オウチシリーズのデザイン手法で作った家たちです。 三角屋根のオウチシリーズに対して、四角いハコのシリーズとなります。 共に構造形式は木造軸組在来工法や木造の混構造など。 今回のハコノオウチ03は木造軸組在来工法の2階建て(スキップフロア)となっています。 石…

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ルーフバルコニー

2階上のルーフバルコニーへ。 屋上バルコニーです。 バルコニーは壁で囲まれていて、近接する隣家からは内部が見えません。 また、幹線道路の騒音もこの壁である程度防ぐように考えられています。 オウチ28ルーフバルコニーの家は今日で最終回。 次回はハコノオウチ03の紹介を始めます。 石川淳建築設計事務所

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ポルトガル建築見聞・ボウサの集合住宅01

ポルトガルの建築を訪ねた旅から。 写真はアルヴァロ・シザ氏の設計のボウサの集合住宅です。 場所はポルトガル第二の都市、ポルトにあります。 平日の午前中ということもあり、住人の姿はあまりまりありませんでした。 人影は白人の女性 我々と同じ「建築くん」のようでした。 石川淳建築設計事務所

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ポルトガル建築見聞・マラゲイラの集合住宅06

今週は盆休み中で、事務所はお休み。 週末のブログは数年前に訪れたポルトガルの建築を。 アルヴァロ・シザの設計によるマラゲイラの集合住宅のつづきです。 白いコートハウスが続きますが、その住戸郡をブロック積みの水道橋のような物が貫いています。 電気やその他インフラをこの中に収めて、各住戸郡に送っているようです。 電柱が無いのでスッキリしています。 共用テレビア…

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階段からリビング見下ろし

ルーフバルコニーへの階段を上り、階段の途中からリビングを見下ろしたところ。 登り切った部分の天井高さは1.4Mで、くぐるような形でバルコニーへ出ます。 石川淳建築設計事務所

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ルーフバルコニーへの階段

リビングからルーフバルコニーへ登る階段です。 木製階段ですが、今回は部屋の入隅に作るため直角に曲がっているところが少々難儀しました。 ササラ板も段板も木製で、塗装仕上げとしていいます。 石川淳建築設計事務所

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TOTO白いキッチン

オウチ28のキッチンです。 キッチンはTOTO製の白いキッチンを採用しています。 天板は白の人造大理石で、キャビネットの扉も白を選んでします。 さらに今回はお施主様の選んだ白のレンジフードがとりつきました。 こちらはキッチン横の収納庫。 引き違いの白い扉を取り付け、中は掃除機や雑物を一気に収められるようになっています。 左の白のドアは2階のトイレです。…

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大工工事によるキッチン背面収納

キッチンの背面収納は大工工事で製作しました。 カウンターを通して、その下はゴミ箱等の収納スペース。 カウンターの上は電子レンジ等の家電置きとして使います。さらに吊り戸棚を設けて食器類の収納です。 箱収納の上には天井との間をとって、別途工事エアコンが納まるようになっています。 石川淳建築設計事務所

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