新 オウチ18・仙台SOHOのある家

今日からは2010年12月に宮城県仙台市に完成した「オウチ18」の写真を掲載していきます。 大震災の大津波にあと数キロで巻き込まれてしまいそうな場所にありましたが、幸運にも無傷で、地震による損傷もビニルクロスのよじれ程度と、小さな物で済みました。 住宅地の中にあり、古屋を取り壊しての立て替えの計画です。 家の中でマフラーをするような寒い家を、暖かな住宅に造り替える事が目標でした…

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スキップフロアの最上階から

ハコノオウチ02のスキップフロア最上階から見下ろしです。 最上階は子供室になっていますが、その入り口からダイニングを見下ろした写真です。 ダイニングと吹抜の間の薄グリーンのスクリーン手摺りはポリカーボネート、床は白のビニル床タイル。 ダイニングテーブルは大工工事で作り付けとし、テーブルの短手辺の壁にテレビを取りつけています。 1階を半ピロティとし(車のおしりを入れるた…

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ベルンからベーゼルへ通勤?

バーゼルにはヘルツォーク等の近代建築がたくさんあり、見所がたくさんあります。 そのためバーゼルに宿を取ろうとしたのですが、運悪くバーゼルで有名な「時計の見本市」と当たってしまい、宿がどこも満室。そのため、3日間ベルンから毎朝バーゼルまで電車で「通勤」して、建築を見て回ることにしました。 ベルンからバーゼルまでは1時間ほど、ちょうど東海道線で東京から茅ヶ崎あたりへ行く風でしょうか。 …

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ベルン熊園

去年のスイス建築見聞の旅から。 パウル・クレーセンターへ向かうバスが通るニーデック橋の下にはベルンの旧市街の境界をつくるアール川が流れています。 その川縁に熊園が広がっています。 ランドスケープとしても、おもしろいデザインで、建築くん達にも意外とお勧めです。 2010年3月現在で小熊が生まれていて、お客さんがいつもより多いそうで、スイスのテレビの取材も小熊目当てで来て…

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事務所の窓からの風景62

今日も金曜日。 今週は現場の上棟があったり、提案書のスケッチを描いていたり、各現場の監理のための指示図作成などなど。。。 事務所の窓の外にはまた新しい仲間がやってきました。 週末は出雲の現場へ配筋検査へ行きます。

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白で統一のダイニングキッチン

ダイニングは白で統一しています。 床はビニル床タイルの白とし、オーダーのキッチンの扉も白の塗装仕上げ。 天板も白の人造大理石としました。 また、シンクの列に大工工事で製作のダイニングテーブルを作り付けています。 黒のL字の部分はテーブルを支える木の力板で、白の天板を薄く見せるため黒く塗装です。 奥の壁には3枚引きの木製建具を取り付け、パントリーの中が綺麗に隠せるようになって…

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屋上テラスを見上げるダイニング

ホームシアターのある階から半層あがるとダイニングになります。 ホームシアターのあるリビングは性格上暗い採光計画ですが、ダイニングは反して明るい家族の中心の部屋です。屋上バルコニーからはハイサイドライト窓から東の光をたっぷりと取りこみます。 新宿区という立地を忘れられる、プライベートな空を切り取って占有できます。 キッチンはシンクをテーブル側、コンロを壁側に配置した計画で、シロの…

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リビング脇のパソコンコーナー

ハコノオウチ2のリビング横パソコンコーナーです。 白い大工工事のカウンターを作り、吊り棚も大工工事で製作しました。 正面には階段の吹抜を介して半層上の階のリビングが見えています。 パソコンコーナーには防犯関係の操作盤なども壁に集中配置し、リビングの壁の裏側とすることで、インテリアの邪魔をしないように設置しています。

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住まいの設計2011.JUL/AUGにオウチ15「静岡の二世帯住宅」が掲載

今週はお知らせから。 扶桑社さんから「SUMAInoSEKKEI」JUL/AUGに静岡の二世帯住宅のオウチ15が掲載されました。 二つのご家族が中庭を介して向かい合う住宅の暮らしぶりが楽しそうに伝わる誌面です。 取材時に私も立ち会わせていただき、誌面にも小さく写っています。 書店で是非!

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パウル・クレーセンター07

パウルクレーセンターのGL階から地階への階段です。 ロッカー室があり、荷物を預けてゆっくり見学できるようになっています。 こちらはワークショップ前の廊下。ガラス張りの部屋の向こうからはドライエリアからの光がはいります。 活動してる様子は見られませんでしたが、その様子が想像できる空間です。 美術を見るだけでなく、とても楽しんで身近なものにしているように見…

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今日2011.05.21と明日2011.05.22にBSデジタルに出演再放送

震災の影響で放送が無かった番組の再放送があります。 5月21日(土曜) BS11デジタルで9時30分から 5月22日(日曜) 日経CNBCで10時30分から 被災県福島に作った住宅を私自ら解説するコーナーがあります。 建物には被害はありませんでしたが、周辺では地震時に土砂崩れがあったそうです。

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仙台に行ってきました

今週も金曜日。 去年年末に完成引き渡ししたオウチ18へ地震後初めて行ってきました。 写真は東京駅に停車中の新幹線。 「がんばろう日本・がんばろう東北」 久しぶりにお施主さまと仙台駅前で一杯やって帰りました。 節電のための照明の自粛が少ないようで、東京よりむしろ仙台の方が明るく華やかでした。 ちょっと安心。

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ホームシアターの階

こちらはリビング兼ホームシアター。 プロジェクターの光が見えやすいように窓を少なめにし、床は黒で仕上げ暗くなるようにしています。 投影面はシロの塗装とし、映像が映りやすいつや消しの仕上げです。 ここから正面の階段を半層あがるとダイニングがあります。

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ハーフユニットの浴室

ハーフユニットで作った浴室です。 TOTO製のものですが、大手さんでハーフを供給しているのはTOTOだけ。 もっと種類が増えるとプランの選択肢も増えるので、他社さんにも出したほしいところ。 腰下高さまでが既製品のハーフユニットバスを使用し、腰から上はタイルを貼った在来式にしています。 窓の向こうには隣家の壁がありますが、相手側に窓は無く、植栽が上手い具合に借景できました。

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吹抜から天窓を見上げます

玄関から上方を見上げた様子です。 白い壁とグレーの壁を使い分けてボリュームを分節して奥行きを出しています。 GLから上の第一層までは鉄骨造ですが、その上からは木造になっています。(黒い梁は木の梁) 準耐火建築物の規定により、鉄骨階段で作り、仕上げに木を貼っています。 天窓はトステムの既製品を使用。この建物の時期までは枠が「木柄」で塗装も出来ない仕上げのため枠が目立ってしま…

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玄関吹抜に蓄熱暖房機

玄関ホールの様子です。 階段の右側が、半地下→1階→2階→屋上テラス、左側がGL→2階→3階と半双づつずれています。 白い床のレベルがGLレベル。階段上がって踊り場の右の開口内が1階(下階が半地下なので、その上は1階です)になります。 最上階まで階段でつながっているので、冬場に寒くなることが考えられるため、階段下に蓄熱暖房機を設置しています。 お陰で、この冬(2010…

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パウル・クレーセンター06

GLレベルにはエントランスホールがあり、喫茶コーナーがありました。 喫茶コーナーの下にはワークショップを行う工房があり、そこを見下ろせるようになっています。 手すりのディテール。 赤い椅子が印象的なコーディネート。 エスプレッソで一休みです。

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パウル・クレーセンター05

昨年(2010年)訪れたスイスベルン郊外のパウルクレーセンター内部です。 受付で聞いたところ、共用部(エントランスロービーなど)は撮影OKとの事でしたので、早速内部を見て回ります。 大きな波形のストラクチャーは、屋根を形成し・・ そのまま床に突き刺さって行きます。 谷の部分を内部から見ます。

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事務所の窓からの風景61

今日も金曜日。 今週は父島出張もあり、めまぐるしい1週間でした。 今日はこれから群馬県の現場へ。 週末は打ち合わせを複数行い、来週は震災後初めて仙台のお施主様に会いに行きます。 出雲の住宅も確認申請がおりて、正式スタートです。 事務所の窓の外にはニューフェイスが来ています。新人シーズンですね。

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プライベート玄関

こちらは玄関横の黒い引き戸を開けた、プライベート玄関。 壁には姿見の鏡があり、ウオークインシューズクローゼットが備わります。 お子さん達の靴や日常の靴が出たままでも、黒の引き戸をサッと閉めると、玄関ドアから入った時には見えてきません。

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