東京理科大学工学部二部建築学科の思い出9

石川淳建築設計事務所 こちらは入学してすぐのころの教室の様子. 「今年の建築学科の新入生で一級建築士の人は手を挙げてくださ〜い」とのこと.我々の入学時は2名の一級建築士が同期入学で入りました.一人は設計事務所勤務、もう一人は区役所の営繕係の方です.建築のプロも同級生というところが夜学の強みです.設計課題の事でも彼らに聞けば理論だけではなく実際の問題を聞くことができます. 授業の中でも、教授が…

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東京理科大学工学部二部建築学科の思い出8

石川淳建築設計事務所 授業は夕方5時30分から9時15分までで、3時限あります.他校の夜学でも始まる時間はおおむね5時半くらいが多いようですが、大学の多くが郊外へ移ってしまい、仕事を終えて、5時半に行くには都心になければ無理があります.その点理科大は非常に便利です.自分も、昼は銀座のゼネコンに建築模型を作りに行っていたので5時半にぎりぎり間に合う感じです. 当時はエアコンもなく、夏などは…

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東京理科大学工学部二部建築学科の思い出7

石川淳建築設計事務所 ここは、学生ホール下階の廊下.二部の掲示板がある一角です.学期が終わり成績表が配布されるわけですが、この普通の廊下に3×6の会議用テーブルがおかれ、無造作に3学科の成績表が束ねておいてあります.各学生はそこから自分の成績表をちぎって持ち帰る方式です.個人保護法のある現在では到底考えられない大胆な方法で配布されています. すべての二部学生の成績はここに来れば閲覧できてしま…

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東京理科大学工学部二部建築学科の思い出6

石川淳建築設計事務所 学食の洗面は公立の小中学校のようにシンプルかつ合理的な形.石けんも備わっていました. すでに20年前の風景ですが、理科大らしい余計なお金のかかっていない設備でした.

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東京理科大学工学部二部建築学科の思い出5

石川淳建築設計事務所 ここは学生食堂の記憶です.我々が入学したときは、古い校舎の2階にあり、入るとヤカンが並んでいて夏は麦茶などが入れてあり勝手に飲めるようになっていました.かなりシブイ学食ですが「かけそば」1パイ180円と学食の相場としては高めの設定です.我々夜学生が行くころには、多くのメニューは売り切れでした. 昨日紹介した立て看板のスローガン「野田に文化を!神楽坂にキャンパスを!」が効…

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東京理科大学工学部二部建築学科の思い出4

石川淳建築設計事務所 これは学生生協の入り口付近. どれかの建物の間の階段の下(記憶によると..現場を再確認していませんが..)をくぐり、パイプやらなにやらの下をくぐって行きます.頭をぶつけそうなところには黄色と黒のゼブラ模様のテープが巻かれています.階段下にはどこか運動クラブの部室があります.他に入り口は建物の中づたいに行けるのですが、メインの入り口はここしかなく幅も2mくらいの通路です.…

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東京理科大学工学部二部建築学科の思い出3

石川淳建築設計事務所 これが、大学内の道に立てかけてあった自治会長選挙のスローガンを書いた看板です.堀向こうの法政などは「成田を包囲せよ!」などと書いてあるのに比べて、きわめてわかりやすい内容です.ちなみに、理科大学はこの当時は神楽坂に工学部と理学部と薬学部、千葉県野田市に理工学部があり、(北海道長万部にも何かの学部ができました)狭い神楽坂と広大な野田のアンバランスさが際だつ学校でした. 我…

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東京理科大学工学部二部建築学科の思い出2

石川淳建築設計事務所 神楽坂の登り口のパチンコ屋の角を入ると大学のメインストリートです.おそらく大学敷地ではなく、ただの区道と思われ、幅員は6mほどでしょうか. この両側に雑居ビルのごとく校舎が建ち並んでいます.左が建築学科の校舎などで、右は物理や化学、数学などの学科と思われます.チェルノブイリの事故の後、放射線測定器を持って歩く学生などもこの校舎で目撃した記憶があります. なにしろ、全…

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東京理科大学工学部二部建築学科の思い出1

石川淳建築設計事務所 今日から少しの間、私の母校東京理科大学工学部第二部建築学科の思い出を下手なイラストでご紹介します. 東京の飯田橋にある東京理科大学ですが、大規模な立て替え事業が始まり、我々の通っていた校舎は取り壊される事になりました.そこで、当時の記憶をちょっとだけ書いていきます.イラストは中央線から見た堀越しの理科大学校舎.左の白い高層ビルは残りますが、その他はほぼ取り壊しらしいです…

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郡山の宿の窓から

石川淳建築設計事務所 先週の郡山出張の宿からの風景です.地方出張の宿は駅前が多いのですが、郡山に来るときはいつも、田園を満喫できる宿に泊まりです. 温泉のあるホテルで、大浴場や野天風呂もあります.窓を開けると朝靄を気持ちよく感じられる宿です.

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二重橋付近から見る都心

石川淳建築設計事務所 二重橋前付近から東京駅方向を見た写真.ここから見ると、東京もなかなか綺麗な都市です. この日は皇居の周りをジョギングする大会があるようで、人が見切れていない写真を撮るのに少々苦労しました.

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皇居の周りを散歩

石川淳建築設計事務所 先日(といってもずいぶん前ですが)皇居の周りを自転車で散歩した時の写真です.普段は車で通る道ですが、自転車で走ると意外と高低差があることに気が付きます.お堀の下の方も見えて、普段なれた道も新鮮に見えます.

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山梨の家(Y-a1)外観夜景

山梨の家、外観夜景です.山梨県で設計した初めての住宅で、広い敷地に対しての住宅のあり方を深く考えて設計しました. 東京近郊や市街地では敷地の形や隣地の影響、高さ制限との戦いの中での設計ですが、地方都市の広々した制限の無いところでの難しさも感じた物件でした.

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新幹線で帰京

石川淳建築設計事務所 週末出張帰りの新幹線です.車で自走しての移動が多いのですが、地方の仕事が増えて新幹線によく乗るようになりました. 一つめの改札で切符を取り忘れることもやっとしなくなりました.

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山梨の家(Y-a1)縦長の窓

石川淳建築設計事務所 窓や開口は縦長になって、高さを強調する形になっています.正面の大小2つの開口は寝室との窓で、右は階段室とつながっているもの.左の窓は外部に面している窓です.

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昨日帰京の凍結路

石川淳建築設計事務所 昨日、長野と岐阜の出張から帰京.桜満開の季節ですが、帰りの高速で雪に遭遇.東京ではこの冬には本格的な雪がふりませんでしたが、ここで今年はじめて雪道にあいました.路面も凍結していて、少々運転も緊張気味です.

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山梨の家(Y-a1)子供室

石川淳建築設計事務所 こちらは子供室です.やはり天井は片流れの屋根の形が出ていて、入り口からは黒い階段を1段下ります.これは天井高さをかせぐために床を下げているからです.壁はクロス貼りですが、写真の左面の壁一面は掲示板クロスが張られていて、自由にピンなどを使ってカレンダーやポスターを張ることができます. さて、明日は地方出張のためブログはお休みです.明後日続きを掲載します.

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