幅3mのガレージハウス・階段から見上げ

石川淳建築設計事務所 石川淳建築設計事務所 昨日の洗面から階段室に戻って、上の階へ進みます.1.2階の壁は構造用合板です.階段は黒く塗装された木製で、手摺りも木製の塗装仕上げです.見上げている踊り場が2階で、その上のハシゴ状に見える天井は透明なポリカーボネート板が敷かれた3階の床です.

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幅3mのガレージハウス・洗面室

石川淳建築設計事務所 さて、ここは昨日の地下室の直上の部分で、洗面脱衣室です.南向きのため明るく風の通る場所で、小さなデッキバルコニーがあります.建築面積が一杯のため、バルコニーは壁から鉄骨の腕で片持ち式に跳ね出しています.

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幅3mのガレージハウス・地下の高窓

石川淳建築設計事務所 地下の見返しの写真です.1階で半層スキップした結果、地下に高窓を設けることができました. 右上に見える換気ファンも地上に出ている部分に取り付けられるので、漏水のリスクがありません. 道路側はクルマの出し入れのため道路と同じレベルとし、奥の方はこのように地上に少しだけ上げて、換気や採光を取る工夫をしています.

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幅3mのガレージハウス・地下の多目的室

石川淳建築設計事務所 地下室の写真です.正面はコンクリート打放しの壁柱で、周囲の壁は断熱と耐火性能のある吹きつけ材です.1階を半層上げたおかげで、地下室の天井たかさは約3mとれています. 地下を作るときは、湿度と漏水の問題を十分に考慮してつくる必要があります.ここでは敷地の幅が狭いことから、防水工事を内側から行う方法をとっています.湿気については除湿用のエアコンを備えていますが、扇風機などで…

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幅3mのガレージハウス・半層あがった階段室

石川淳建築設計事務所 ガレージから半層あがって、階段室です.地下へ行く階段と上階へいく階段がみえます.見えずらいですが、床に切り込みがうっすら見えていて、下は床下収納になっています.半層上げたのにはそのほかにも2つの大きな理由があります.一つは地下に窓が設けられるようにあげていること.もう一つの理由は3階にありますが、これは3階の写真を紹介するときにお話しします.

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幅3mのガレージハウス・ガレージの内部・地流し

石川淳建築設計事務所 昨日の反対側の写真です.左の黒い箱は、コンクリートブロックとモルタルで作った地流しです. 奥様がサーフィンをされているので、ボードを洗ったり、又ご主人の車の手入れに使うなどのためです. 右上の黒い天井は、クルマを眺めながら暮らすための工夫の部分です.明日のブログで詳細がわかります. ところで、このT-3Gのお施主様T氏のコメントを私の事務所のホームページ上に掲載しました…

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幅3mのガレージハウス・ガレージの内部

石川淳建築設計事務所 内部はこのようになっています.斜めに梁がありますが、これで、1階の筋交いの手助けをさせています.壁は構造用合板で、床はコンクリートです.前方の引き戸を全開にしている写真です.幅は約1.8mほどあるので、お施主様のライトウェイトオープンカーを楽に(ただし入庫に鍛錬が必要ですが..)格納できます.

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幅3mのガレージハウス・引戸にした訳は・・

石川淳建築設計事務所 玄関付近を横から見たところです.普通のドアにせず、引き戸にしたには理由があります. 建築面積を上限一杯まで食いきっているのですが、そのため開き戸にすると開いた扉が道路に飛び出してしまいます. シャッターでは味気ないし、折れ戸も玄関としては使い勝手が悪いです. そこで、大小2枚の引き戸を組み合わせています.上のレールが、建物の幅3mより張り出していて、ドアを開くと敷地境界…

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幅3mのガレージハウス・黒い玄関引戸

石川淳建築設計事務所 黒い部分が引き分けの引き戸で、軽く引けるハンガー式です. 左の部分は大きなガラスFIXの窓で、ガレージ部分に光を入れています.右隅にはポストと表札、防犯カメラが付いています.白い壁はモルタルに塗装ですが、3方の壁は金属サイディングにして、建物の揺れに追従できるようになっています.

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幅3mのガレージハウス・やっぱり切り妻屋根の外観

石川淳建築設計事務所 きょうからは、昨年秋に竣工した、幅3mのガレージハウスです.発表名は「T-3G」です.Tはお施主様のイニシャルで、3は幅3mから、Gはガレージの略です.木造の在来軸組工法という一般的な構造でいかに、細長い空間を豊かにするかという課題に取り組んだ住宅です.1階部分の黒い引き戸が玄関ドアとガレージのドアを兼ねています.敷地幅が4.2m程で、両側に50センチづつ離れを取ってい…

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LiVES FEB&MARに旗竿敷地の地下付き住宅が掲載

石川淳建築設計事務所 昨日1/15に「LiVES.2007.FEB&MAR」が発売されました.「H×4」こと旗竿敷地の地下付き住宅が掲載されています.いろいろな特色ある若手建築家による作品が掲載されていますので、書店でごらんになってください. 昨日予告しました新しい住宅の紹介は明日からブログにUPします.

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建築模型・中央区のペンシルビル11

石川淳建築設計事務所 メゾネットの上階の寝室コーナーです.ガラス張りの浴室がみえます.浴槽は黒にして、白い壁とメリハリをつける提案です.向かって左を進むともう一部屋、右に進むと吹き抜けて下階へつながっています. 床はヴィベールというカーペット状の紙で表現していますが、本当は1/20くらいのスケール模型だと本物のと見間違う感じで表現できます.この模型は1/50のため、少々オーバースケール気味で…

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模型写真・中央区のペンシルビル10

石川淳建築設計事務所 メゾネットの上階の模型写真です.1/50スケールのため、家具の作りが少々悪いです.このような内観模型を作り、写真を取る場合は本当は1/20以上のスケールがベストですが、このときは外観模型と内観模型を同一の模型で再現しているため、1/50で内部も作っています. 1/20以上で作ると、ドアの枠や床材のテクスチャーなどが実物と近くなり、かなり本物らしくなります.

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建築模型・中央区のペンシルビル9

石川淳建築設計事務所 これは最上階の部屋です.メゾネット式の部屋となっていて、このように内部階段があります. 下の階はオフィス使い、上の階は寝室やプライベートな空間とする提案です.細長くみえますが、実際は右側に部屋が広がっているので、個人の事務所や、アトリエ、又都心のセカンドハウスに最適な広さを確保しています.

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建築模型・中央区のペンシルビル8

石川淳建築設計事務所 昨日の部屋を違う使い方にしてみた場合の合成写真です. 我々のような設計事務所のような使い方の提案例です.部屋の特徴はEVの扉の外は直接部屋になっている点です.各階に1戸づつで、なおかつ、EVにはセキュリティーシステムにより、他の階には開かないような管理を行います.そのため、大きなオフィスビルのように扉が開くと、小さな付室を通らずに直接フロアにアクセスできるようにできまし…

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建築模型・中央区のペンシルビル7

石川淳建築設計事務所 住戸内部の合成写真です.SOHOっぽい家具をレイアウトしてみたものです. 真ん中のコアの後ろ側に寝室があり、向かって右側にはキッチンユニットがあります. この建物は鉄骨造のため、耐震のためのブレースが入ります.左の斜めのパイプ状の物がそうです.

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建築模型・中央区のペンシルビル6

石川淳建築設計事務所 このビルには、地下にレンタルホールを提案しています.上層階には1フロアに1戸づつSOHOが入り、ここを共用でプレゼンルームなどに使う想定です.黒い柱はEVシャフトで、このシャフトは建物を地下から最上階まで中心を貫き、耐震壁になっています. 写真は模型に家具のカタログをスキャンして合成しています.

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建築模型・中央区のペンシルビル5

石川淳建築設計事務所 昨年から紹介しているペンシルビル模型の1階ピロティ部分です.ピロティなど写真で暗くなりそうな時はこのように床が光るなどの工夫をして明るく写る模型を作ります.奥に立っている人は雑誌の切り抜きです.ガラスの写り込みなどもCGよりも自然だと思います.

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あけましておめでとうございます.

石川淳建築設計事務所 あけましておめでとうございます.今年もこのブログをよろしくお願いいたします. さて、事務所のHPのTopも年末に更新しました.「H×4」こと旗竿敷地の地下付き住宅の写真です. ことしも、シンプルで、住んで楽しい住宅を創ってゆきます.

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