目黒通りのデザインマンション Cタイプ

石川淳建築設計事務所 Cタイプです.この部屋はキッチンが壁面に配置されていて,扉を閉めると一面白い壁となり,キッチンユニットをしまえるようになっています.冷蔵庫置き場もこの中に隠されています.コンロと使っていて閉めてしまうと火災の危険があるので,ここではIHコンロを採用しています.さらに消防と打合せの結果,コンロ部分がのぞける小窓と,ドアを閉めると電源が落ちる安全装置を備えています.

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目黒通りのデザインマンション Bタイプ

石川淳建築設計事務所 Aタイプに続いて,ここはBタイプです.測道側に面した部屋で,外観から見たときは,コンクリート打放に正方形の開口がある部分です.この中が,インナーバルコニーとなっていて,この写真のように,部屋からバルコニーへと自然とつながるようにデザインしています.インナーバルコニーはプライバシーが高く外部の視線を気にすることなく楽しめます.洗面スペースやキッチンは南に面し明るく開放的な水…

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目黒通りのデザインマンション Aタイプ

石川淳建築設計事務所 今日からは部屋の中の写真です.建物角の曲面部分の部屋です.設計時の部屋名はAタイプです. 横長のスリット窓は外観の特徴として,又部屋のアクセントとしています.正面のガラスは大きなFIXガラスで,道路向かいのマンションと目が合わぬようにフロスト仕上げとなっています.コンクリート打放しと白い曲面の壁.濃色のフローリングと,合わさり個性のある部屋になっています.

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新しい住まいの設計 に掲載

石川淳建築設計事務所 新しい住まいの設計11月号にH邸(旗竿敷地の地下付住宅)が掲載されました.全国の書店に9月21日から並んでいます.写真も綺麗で大変満足.階段の上のモデルさんのような人が施主様です.このブログで9/13の記事の写真が,この家の建つ前の敷地の写真です.土地だけの時はこんなに狭くて大丈夫かな?とお施主さまも思われたようですが,出来てしまえば全く狭さに気づきません.詳しくは,書店…

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目黒通りのデザインマンション EV乗場から大パノラマ

石川淳建築設計事務所 ここは,EVを降りた「EV乗場」です.EVの扉が開くとパッと明るい光が見えます.天井から床までガラス窓がおさめられています.今までマンションのEV乗場といえば片廊下の端や薄暗い裏の方というのが普通でした.結構な高級物件でもその傾向は変わりません.しかしここではEVを降りると,目黒通りを見下ろす大パノラマが楽しめます.

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ASM横浜 キャットウォークのある店舗

石川淳建築設計事務所 初期スタディの内観パースです.当初はキャットウォークを渡して,そこにレカロを飾る案を進めていました.竣工した現在のインテリアとは又違った印象だと思います.

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目黒通りのデザインマンション 特注機械駐車場

石川淳建築設計事務所 車寄せの先に見えるのは機械式の駐車場です.中庭の地下を2層分掘り下げて,循環式の駐車施設を取り入れています.全住戸に1台程度を確保していますが,特徴はその収容出来る車種の多さです.機械駐車では,車の高さや,重さなどで収容出来ない車があります.たとえは,フェラーリは最低地上高が低く,又ベンツのゲレンデバーゲンなどは重量が大きいなど,収容出来るところは少ないのが現状です.しか…

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目黒通りのデザインマンション 店舗開口の工夫

石川淳建築設計事務所 店舗内部の引きの写真です.目黒通りに面する部分は開き戸が並び,すべてが開くように考えられています.これはカフェなどのテナントが入ったときにフルオープンで運用ができるように考えたものです.又開き戸の上はランマ状にガラスになっています.スチールのフラットバーを天井のコンクリート床からぶら下げている構造です.こうして,下に方建てが出てこないように考えています.

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ASM横浜 初期デザインの木製大引戸

石川淳建築設計事務所 当初はこのような大型の木製引き戸を店舗の正面に取り付ける案でした.倉庫と,ヨーロッパの自動車工場のようなたたずまいに見せようとしていたわけです.この案は木製扉にだいぶ工事費がかかると言うことで,実際にはモルタル仕上げのみ採用することになりました.

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目黒通りのデザインマンション 店舗の階段

石川淳建築設計事務所 これは1階店舗の中です.この写真はテナントが入る前の状態です.今は家具屋さんが入っています.黒い壁を背景にスチールの階段が登っていて,内部は吹き抜け.1,2階が一体になっています. コンクリートの跳ね出し床が見えていますがこれが2階の床です.4m近く張り出しています.

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目黒通りのデザインマンション 車寄せエントランス

石川淳建築設計事務所 ここは1階の裏側にある車寄せのエントランスです.EVホールに直接はいることができます.つまりこのマンションは,正面に徒歩用,裏側に車用の2つのエントランスアプローチをもっているのです.どちらも表玄関のしつらえをしています.

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石川淳建築設計事務所HPのTOPを更新

石川淳建築設計事務所 事務所のHPのTOPを更新しました.写真は2004年竣工のY.SOHOです.「いえ」を素直に形で表現している建物です.お施主さまの目撃証言によると,近所の幼稚園生がお散歩で通りがかり,「ステキな家〜!」と合唱して行ったとか.子供にも分かりやすい事は重要な事です.

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目黒通りのデザインマンション

石川淳建築設計事務所 これは7階,8階の廊下です.天井には間接照明が彫り込んであります. 正面の上半分黒くなっている壁は,石灯籠があったパティオの部分で,3階から9階まで吹き抜けています.手前の手摺り壁は通常法規から110センチが普通ですが,ここでは高めにしていてますが,これは最下階のパティオから見あげたときの事を考慮してのことです.縦穴を強調するために行っている小技なのです.

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DAHONで南青山界隈を散策

晴れの週末,DAHONの折り畳み自転車を車に積んで,都内を散策しました.事務所から代々木公園の駐車場までは車に積んで移動.そこからゆるゆると出発です. 代々木公園内の風景です.東京には以外と広い緑地があるもので,ここ代々木もその一つ.たくさんの人たちが集まっています.隣接する明治神宮と合わせるとかなりの緑地です. 表参道をまっすぐ進み,プラダの前です.いつ見ても圧倒的な存在感です.これを…

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ASM横浜 内装デザインの流れ2

石川淳建築設計事務所 これは1/75の模型です.当初の提案は正面に大きな木製の引き戸を設けて,それが引き開けられると内部にレカロシートがばさっと見えるというものでした.木の質感を全面に出す案です.

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目黒通りのデザインマンション パティオに石灯籠

石川淳建築設計事務所 ここは外階段に面する3階の光庭です.ここには枯山水(砂利敷きの庭)に石灯籠があります.この石灯籠はこの地に古くからあったもので,オーナーの希望によりここに移設しました.3階の住民はEVを下りてこの空間を通って自分の部屋へと帰ってゆく事になります.落ち着いた空間で,3階にあるとはちょっと想像ができないような場所です.上部は屋根が無く,空が見あげられます.冬には雪も積もり,ち…

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ASM横浜 内装デザインの流れ

石川淳建築設計事務所 昨年,石川淳建築設計事務所でインテリアのデザインを行ったASM横浜.1年検査が終わったのを期に昨年のプレゼンテーション模型を公開します.既存の衣料品店舗を元に,限られた予算で内部をレカロシートの展示とその取り付けピットに様変わりさせるプロジェクトです.又ASMはHONDAs2000のチューニングでも実績のある組織と聞かされていて,HONDA党の私には楽しい仕事となりました…

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目黒通りのデザインマンション 片持階段のポイント

石川淳建築設計事務所 階段の2階部分から中庭を見おろします.茶色いストライプの入った壁は隣のフィットネスクラブの建物です.螺旋階段を上るとオレンジ色の壁が見切れています.ここがオーナー事務所の中庭になっています.左の黒い棒状の連続する部分は階段です.コンクリートの片持ち式となっています.コンクリートの片持ち式は揺れで亀裂が生じやすいので,根本にコーキングをしてぉくことがポイントです.

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お施主様をTVで発見

石川淳建築設計事務所 何気なくTVを見ていると,私のお施主様HさんがTVでレポーターをしている所を発見しました.「旗竿敷地の..住宅」のお施主様で,写真は始めて敷地でお会いしたときのものです.フリーアナウンサーをされているので当然といえば当然なのですが,普段日常でお会いする人を心の準備無しでTVで見るのはびっくりするものです.以前女優さんの家を設計したときも,同じような体験をしましたが,やはり…

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目黒通りのデザインマンション 階段はRC

石川淳建築設計事務所 階段はコンクリートで作られています.マンションの階段は鉄骨階段がよく採用されますが,足音が響くことで騒音問題が起きます.又下からの見あげ姿を綺麗に作るのは結構大変な事なのです. そこで,ここではコンクリート製としています.手摺りはデザイン上は横方向に流したいのですが,子供が登ってしまうと危ないため,共用部分である階段は縦格子としています.

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