06.30 プールのある家 3階玄関

石川淳建築設計事務所 06.29の続きです.3階の玄関です.実はこの家は2世帯住宅として設計されていて,06.15の写真は1階のドアから入る玄関でした.今回の場所はホームエレベーターに乗り,直接3階に上がった所の玄関です.作りつけの収納に照明を入れて飾り棚としています.ガラス面のFIXガラスには西日調整のルーバーが着いています.又床面下付近には換気のガラリが備えてあり,換気がなされています.

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06.29 プールのある家 プールの見える畳コーナー

石川淳建築設計事務所 06.28の続きです.昨日の見返し写真です.畳コーナーからはプールが見渡せます.畳コーナーには大きなFIX窓があり,上部には暖気抜きの外倒窓があります.ここは天窓もあるので,しっかり暖気抜をとらないと暑くなってしまいます.プールは巾2m長さ13m深さ1mとし泳ぐことが出来るサイズを確保しています.東京の都心の住宅地の中,空が見えるルーフバルコニーならぬ「ルーフプール」とい…

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06.28 プールのある家 ベッドルーム

石川淳建築設計事務所 06.27の続きです.階段を上りきって見返すところです.大きなFIXガラスの向こうはメインベッドルームです.ここからは階段室越しにプールが見えます.奥に光っているのは壁に彫り込んだ飾り棚です.照明を仕込んで,寝室のアクセントにしています.手前の床はお施主様の希望でフチ無し畳になっています.

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06.27 プールのある家 階段続き

石川淳建築設計事務所 06.26の続きです.3階を見上げたところです.天窓のガラスは熱線反射ガラスを用いています.又ロールスクリーンも取り付けて,暑さ対策を施しています.この階段室は,2階部分のコーナーが奥様の書斎的な部屋としても利用されるので,明るく,快適な場所になるように考えられています.

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06.26 プールのある家 階段のある吹抜

石川淳建築設計事務所 06.24の続きです.3階への階段です.この住宅は1階から直接3階へ上がる階段は無く,直接上がるのはエレベーターのみになります.この階段は2階と3階を行き来する物です.階段の上には天窓があり,明るい空間になっています.

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06.24 プールのある家 プールの下の部屋

石川淳建築設計事務所 06.23の続きです.昨日の写真の右の開口を進むとこの部屋に出てきます.床は黒から木目へ.フローリング仕上です.ちなみにフローリングとは英語で「床張り材」を示します.木に限らず張る床材はみなフローリングという訳です.ところでこの写真で,天井の低くなっている部分があります.実はこの部分がプールの底なのです.プールの下はこのように部屋となっているのです.

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06.23 プールのある家 黒い床

石川淳建築設計事務所 06.22の続きです.06.18から2階の写真が続いていますが,黒い床材が目に付いていることと思います.これは墨入モルタルの金ゴテ仕様という仕上げです.石川の他の設計では玄関タタキに使われることが多い仕様で,重量感のある質感がとても良い味になっています.普通に塗り床材を使用すると安っぽくなることが多いのですが,これで仕上げると適度なムラものこりとても良い風合いです.伸縮で…

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06.22 プールのある家 ルーバー目隠

石川淳建築設計事務所 06.21の続きです.右に見切れているのは外部に面する窓で,西日を少なくするためのルーバーがガラスごしに見えているところです.06.13の外部の写真で見えています.大きなFIXガラスを入れ,外部は2階と3階を通しでルーバーを通しています.元々曇りガラスにして,ルーバーを取り付ける予定でしたが,施主の強い要望でガラスは透明となりました.透明ガラスですから綺麗にルーバーが見え…

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06.21 プールのある家 大きなFIXガラス

石川淳建築設計事務所 06.20の続きです.階段と部屋の間は大きなFIXガラスで区切られています.枠はスチールです.ガラスは見た目とちがって,結構柔らかいもので,これくらい大きなガラスになると真ん中を指で押すとたわみが起きて,ゆらゆらと揺れます.しかし強度的には問題はありません.始めて見るとびっくりするかもしれません.気になる場合はガラスとガラスの間の方建て(縦の枠)を入れるか,ガラスの方建て…

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06.20 プールのある家 ホームエレベーター

石川淳建築設計事務所 06.19の続きです.今日も上田さんの写真です.右に見切れているのはホームエレベーターです. 今色々問題のあるエレベーターですが,このホームエレベーターは油圧式といって,床下から支えるタイプです.電源が切れたりした場合はゆっくりと自然に下がり,1階へ下りてくる仕組みなので安心です.扉のデザインの種類が少なく,選べないのが難点です.

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06.18 プールのある家 建築写真家上田さん2

石川淳建築設計事務所 06.15の続きです.so-netの障害がなおって一安心.又ブログを更新していきます. さて今回は以前に使用した写真ですが,(04.08に使用)この家での撮影風景です.建築写真は,普通のカメラと違い,ブローニフィルムを用いた中判カメラを使用します.又場合によっては4×5という大きなフィルムも使用します.ジャバラが着いているカメラに,こうずを決めるときは黒(裏は赤色)の「か…

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06.15 プールのある家 玄関の大理石

06.14の続きです.13日の写真の正面右側のドアを開けるとこのように2階にあがる階段があります.白の大理石貼りです.途中に踊り場があり,ここで左に折れ曲がります.玄関の床に大理石を使うときは,靴に着いてきた雨水で滑りやすくなることに要注意です.マンションなどのようにエントランスから玄関まで距離が有る場合はその間の歩行によって水が落ちていますが,戸建ての場合は「玄関ドアを開けたすぐのタタキが…

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06.10 将来の二世帯住宅 最終回

06.09の続きです.夜景です.一通りこの家のご紹介は終わります.引っ越されて2カ月ほどになるところです.今度お邪魔してお住まいのご感想をお聞きしに行く予定です.普通のお屋敷の一部の土地を譲り受けて始まった今回の計画ですが,建築家と家をつくろうと考えている人で,もっとも悩むのは手頃な土地だけを売り出しているところが少ないと言うことだと思います.この住宅のお施主さまに,土地取得の体験とお住まい…

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06.09 将来の二世帯住宅 テラス

06.08の続きです.テラスに出たところです.向こうに見える家はいずれ取り壊されて,分割されて土地は分譲されます.どのように隣家が建つかはわかりませんがこのテラスがあれば,広々とした外部空間とプライバシーが確保できます.写真に写っている斜めの材(筋交い)のといころにヨシズ等をかければ隣地に窓や通路が配置されても心配ありません.このように,住宅を設計するときは,隣地の変化が起きたときにこまらぬ…

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06.08 将来の二世帯住宅 1階から見るデッキテラス

06.07の続きです.1階は将来居間に変化することもあり,開放的なデッキテラスが備えられています.2階の部屋が上にせり出しているため,ピロティになっているため雨がかりがありません. お施主様は魚釣りがご趣味ですので,ここで道具の手入れなどもなさるのではないでしょうか.

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06.07 将来の二世帯住宅の吹抜

06.06の続きです.1階から見上げた吹き抜けです.天窓から光が降り注ぎ,天窓につながる側面の開口は2階の居間に開いています.1階と2階はこのような吹き抜けが2箇所あり,微妙につながっているのです.将来二世帯住宅に進化したときにはここから,2世帯の気配がつながるように工夫してあります.直接見えるようにはせず,気配だけ伝えるようにしてあるのです.

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06.06 将来の二世帯住宅 親世帯の居間

06.03の続きです.1階の写真です.将来親世帯の居間になります.その時は左の木目の壁にキッチンユニットを取り付けます.ここならば配管類も壁に穴を開けて直接外に出せます.天井には2階を突き抜ける吹き抜けがあり,天窓からの光が落ちます.

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06.03 将来の二世帯住宅 天窓のある洗面

06.02の続きです.洗面脱衣室のカウンターの上は天窓になっています.曇りの日でもこの明るさです.洗面脱衣室は北側にあるので,天窓で暑くなりすぎることはありません.カウンターは大工工事で安く作り,50角タイルをはっています.鏡のついた吊り戸は施主奥様の選定です.金属質と鏡,白いタイルが合います.天窓の所には,見えないように蛍光灯が間接照明としてついていますので,白熱電球と蛍光灯と昼間は自然光…

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06.02 将来の二世帯住宅のドアノブ

06.01の続きです.グレーの扉のドアノブです.懐かしい感じの握り玉とグレーの扉がマッチしています.握り玉は施主の奥様が見つけられたものです.表示の文字が外国語なので,建具屋さんが取り付けの時に,「空」と「使用中」を逆さに付けたという逸話付きです.もちろんお引き渡し時には付け直しましたが.(笑)

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